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カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

09月12日 07時11分

本日の相場見通し/さすがに利益確定売りは出るだろうが、下値は堅そう

11日の米国株式市場では、NYダウは反落し、前日比19.71ドル安の17049.00ドル、一方、ナスダック総合株価指数は続伸し、同5.284ポイント高の4591.806ポイントだった。オバマ米大統領は10日夜、「イスラム国」への空爆を拡大すると発表、地政学リスクの高まりで、利益確定売りが出た。また、週間の米新規失業保険申請件数が前週比で増加し、市場予想より悪化したことも嫌気された。

NY円相場は4日続落し、前日比25銭円安・ドル高の1ドル=107円05~15銭で終えた。一時107円20銭と2008年9月半ば以来ほぼ6年ぶりの円安・ドル高水準を付けた。円は対ユーロで4日続落し、前日比40銭円安・ユーロ高の1ユーロ=138円35~45銭で終えた。

NY原油先物相場は反発した。WTI期近の10月物は前日比1.16ドル高の1バレル92.83ドルで取引を終えた。NY金先物相場は4日続落した。12月物は前日比6.3ドル安の1トロイオンス1239.0ドルで取引を終えた。

シカゴ日経平均先物12月限(円建て)は15835円大証清算値比15円高だった。

NYダウが軟調だが、円相場が1ドル=107円アラウンドの円安で推移するなら、日経平均は高値圏で推移する見通し。さすがに利益確定売りは出るだろうが、出遅れた投資家や、売り方の買戻しニーズもあるため、下値は堅いとみられる。本日はメジャーSQであり、SQ算出後、これを上回るようなら好需給を背景に堅調、逆に、下回るようなら需給悪で、やや軟調に推移するのだろう。日経平均に関しては昨日まで4連騰し、この4日間で240.52円上昇したこともあり、また、週末であることを考慮すると、上げ一服してもなんら不思議ではなく、むしろ、健全な時間調整といえよう。想定レンジは15800円~16000円程度。

一方、昨日はミクシィ(2121)がストップ高買い気配で引けるなど、ここ最近売り込まれていたモメンタムストックの一角が息を吹き返してきた。これは、一気に集中し、あっという間に離散する投資行動を特徴とする個人投資家、所謂「イナゴ」のマインドと手の内回復にポジティブな現象だ。本日、大型株が伸び悩み、日経平均が膠着するようなら、「イナゴ」の活性度が上がり、様々な銘柄に「イナゴタワー」の建設ラッシュが見込まれる。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)



テレビ東京番組に出演した黒田総裁の発言を伝えた。総裁は円安・ドル高の水準について「日本経済にマイナスになるということはない」としたほか、金融政策について「追加的な措置に限界があると思わない」との考えを示した。