
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
09月09日 15時22分
相場概況(主力株)/9日の日経平均は前日比44.04円高の15749.15円
9日の日経平均は前日比44.04円高の15749.15円、高値は始値の15795.82円、安値は15736.13円。東証1部の出来高は18億9690万株、売買代金は1兆7629億円、時価総額は463兆3990億円、値上がり銘柄数は660銘柄、値下がり銘柄数は1017銘柄、変わらずは146銘柄。日経平均は続伸。
8日のNYダウは反落し、前週末比25.94ドル安の17111.42ドルだった。恐怖指数(VIX指数)は同0.57(4.71%)高の12.66だった。スコットランドの独立を問う住民投票を18日に控え、スコットランドが英国から独立するシナリオの現実味が増し、リスクオフのムードがやや強まった。
NY円相場は反落し、前週末比95銭円安・ドル高の1ドル=106円00~10銭で取引を終えた。一時は106円09銭と2008年10月3日以来、約5年11カ月ぶりの安値を付けた。日本の4~6月期の実質GDPが改定値で下方修正されたことに加え、米金利の上昇を受け、ドル買いが優勢になった。スコットランドの独立問題で、英ポンドが対ドルで急落し、主要通貨に対してのドル買いがやや加速した。
円は対ユーロで4日ぶりに反落し、前週末比60銭円安・ユーロ高の1ユーロ=136円65~75銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は3日続落した。WTI期近の10月物は前週末比0.63ドル安の1バレル92.66ドルで取引を終えた。NY金先物相場は反落した。12月物は前週末比13.0ドル安の1トロイオンス1254.3ドルで終えた。
米株に方向感はないが、対ドルでの円安が好感され、前場の日経平均は続伸。1ドル=106円台に下落した円相場を受けて、業績上振れ期待から、輸出関連株を中心に買いが入った。ただ、高値警戒感から、上値では利益確定売りも出て、上値は重かった。
後場の日経平均も堅調推移も、結局、寄り付き天井。高値警戒感を背景に、利益確定売りが優勢となり、東証1部の値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を上回った。なお、錦織選手が全米オープン男子シングルス決勝で敗れたのを受け、日清HD(2897)、ファーストリテイリング(9983)、独占中継してきたWOWOW(4839)、グローブライド(7990)、ヨネックス(7906)など、「錦織銘柄」が下落した。
東証33業種では、情報・通信、保険、ゴム製品、海運、輸送用機器、機械、繊維製品、電気機器、パルプ・紙などが値上がりした。一方、不動産、鉱業、ガラス・土石、サービス、石油・石炭製品、建設、その他製品、電気・ガスなどが値下がりした。個別では、東証1部の値上がり率トップは九電工(1959)、2位はイーブックイニシアティブ(3658)、3位はenish(3667)。一方、値下がり率トップは大和小田急建設(1834)、2位はクックパッド(2193)、3位はメルコホールディングス(6676)。