< 来週の為替見通し/1ドル=103.00-105.50円を想定

外資系6社、売り500万株、買い600万株、差引き100万株買い越し >

カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

09月01日 06時35分

本日の相場見通し/商いの盛り上がりに加え、トレンドの発生は期待できない

29日の米国株式市場は反発、NYダウは前日比18.88ドル高の17098.45ドル、ナスダック総合株価指数は同22.576ポイント高の4580.271ポイントと2000年3月31日以来、ほぼ14年5カ月ぶりの高値を付け、S&P500種株価指数は同6.63ポイント高の2003.37ポイントと、27日以来2日ぶりに過去最高値を更新した。恐怖指数(VIX指数)は同0.07(0.58%)安の11.98だった。レイバーデーの祝日を含む3連休を前に積極的な取引を見送るムードが強い中、8月の消費者態度指数(確報値、ミシガン大学調べ)が速報値から上方修正されたことが好感された。

NY円相場は反落し、前日比35銭円安・ドル高の1ドル=104円05~15銭で終えた。円は対ユーロで小幅に続伸し、前日比5銭円高・ユーロ安の1ユーロ=136円65~75銭で終えた。

NY原油先物相場は4日続伸した。WTI期近の10月物は前日比1.41ドル高の1バレル95.96ドルで終えた。NY金先物相場は反落した。12月物は前日比3.0ドル安の1トロイオンス1287.4ドルで終えた。

シカゴ日経平均先物9月物は15445円大証清算値比25円高だった。

堅調な米株、1ドル=104円台の円安はポジティブであり、本日の日経平均は3日ぶりに反発スタートが見込まれる。しかし、レイバーデーで今晩の米国市場が休場であり、欧米ヘッジファンドの動きは鈍いまま。このため、商いの盛り上がりに加え、トレンドの発生は期待できない。よって、ザラ場中、余程の新規の材料が飛び出さない限り、日経平均は膠着しよう。テクニカル的には、5日移動平均線(8月29日現在15510.74円)が抵抗し、25日移動平均線(同15397.89円)がサポートする公算。

足元の最大の懸念材料はウクライナ情勢の緊迫化。ロシアのプーチン大統領は、ウクライナ和平交渉で、親ロシア派が支配する東部の「国家」としての独立問題が議論されるべきだと述べたと伝わっている。また、オバマ米大統領は8月28日、ドイツのメルケル首相と電話協議し、米国とEUがロシアに対する追加制裁を検討する必要があるとの認識で一致したとも報じられている。この地政学リスクの高まりは世界の株式市場の上値圧迫要因として機能し続けよう。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)