
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
08月11日 07時23分
本日の相場見通し/日経平均は15000円回復を目指す
8日の米国株式市場は反発、NYダウは前日比185.66ドル高の16553.93ドル、ナスダック総合株価指数は同35.931ポイント高の4370.898ポイントだった。恐怖指数(VIX指数)は同0.89(5.34%)安の15.77だった。ロシアメディアが「同国政府高官が、ウクライナとの関係の緊張を緩和させたいと述べた」と報じたことや、ロシア軍がウクライナ国境付近での演習を終わらせたことが買い材料になった。一方、米軍が8日、イラクへの空爆を始めたことの相場への影響はほぼ皆無だった。
NY円相場は上昇した。前日比5銭円高・ドル安の1ドル=102円00~10銭で終えた。円は対ユーロで5日ぶりに反落した。前日比45銭円安・ユーロ高の1ユーロ=136円80~90銭で終えた。
NY原油先物相場は続伸した。WTI期近の9月物は前日比0.31ドル高の1バレル97.65ドルで終えた。NY金先物相場は3日ぶりに反落した。12月物は前日比1.5ドル安の1トロイオンス1311.0ドルで終えた。
シカゴ日経平均先物9月物は15010円大証清算値250円高だった。
米株が反発し、円相場が落ち着いた動きのため、本日の日経平均は15000円回復を目指す見通し。想定レンジは14900円~15100円程度。8日の高値15074.32円や、株価指数オプションとミニ日経平均先物8月物のSQ値15036.83円あたりがレジスタンスとして意識されそう。一方、本日に関してはザラ場中はともかく、終値で200日移動平均線(8日現在14956.88円)を上回れるか否かに注目したい。上回れば、8日の14753.84円での目先の底入れが期待できそうだ。
だが、7月31日の15759.66円から8月8日の14753.84円までの下落幅は1005.82円、下落率は6.38%であり、調整幅(率)は十分だ。しかし、営業日数は7日間。最近までの上昇期間の、起点が5月21日の13964.43円、終点が7月31日の15759.66円であり、2ヶ月強に亘る期間であることを考慮すると、7日間の調整は時間的には非常に短い。このため、仮に本日からリバウンドに入っても、時間調整は継続しよう。時間調整中の最大戻りメドは25日移動平均線(8日現在15351.53円)や、8月5日と6日とで空けた窓(15271.14円~15313.84円)などをみている。
個別では、8日、ミクシィ(2121)が14年4-9月期の業績予想を上方修正し、「モンスターストライク」の成長率予測が困難として、15年3月期通期の業績予想を取り下げた。これを受け、同社株が新興市場中心にモメンタム株のリバウンドの牽引役になる公算だ。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)