
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
08月07日 08時20分
本日の相場見通し/6日続落スタート予想だが、バーゲンハントのチャンス到来と認識
6日の米国株式市場は反発、NYダウは前日比13.87ドル高の16443.34ドル、ナスダック総合株価指数は同2.216ポイント高の4355.051ポイントだった。恐怖指数(VIX指数)は同0.50(2.96%)安の16.37だった。6月のドイツの製造業受注が前月から減ったことや、イタリアの4~6月期GDPが2四半期続けて前期比マイナスとなり、景気循環上のリセッション入りとなったことが嫌気された。だが、欧州株式相場が取引終了にかけて下げ渋ったため、米株も、前日に大幅に下落したこともあり、短期的な戻りを期待する買いがやや優勢となった。
NY円相場は反発し、前日比50銭円高・ドル安の1ドル=102円05~15銭で取引を終えた。市場では「誤発注による円買いが原因」との見方が多いが、一時101円77銭と7月28日以来の円高水準を付けた。円は対ユーロで3日続伸し、前日比60銭円高・ユーロ安の1ユーロ=136円60~70銭で終えた。一時136円16銭と、2013年11月22日以来の円高水準をつけた。
NY原油先物相場は続落した。WTI期近の9月物は前日比0.46ドル安の1バレル96.92ドルで取引を終えた。一時96.69ドルまで下げ、期近物として2月4日以来、約半年ぶりの安値を付けた。NY金先物相場は3日ぶりに反発した。12月物は前日比22.9ドル高の1トロイオンス1308.2ドルで終えた。
シカゴ日経平均先物9月物は15080円大証清算値比60円安だった。
米株は若干反発したが、円高が進み、これが嫌気され、日経平均は6日続落スタートする見通し。想定レンジは15000円~15300円程度。日経平均は5日と6日とで窓(15271.14円~15313.84円)を空けており、これが当面の戻りメドとして意識されそう。一方、下値は心理的な節目の15000円だが、終値で13週移動平均線(6日現在15059.09円)をキープできるかが、より重要とみている。これを終値で割り込むようだと、26週移動平均線(同14805.25円)や週足ベースの一目均衡表の基準線(同14822.38円)、5月30日と6月2日とで空けた窓(14741.10円~14777.51円)などまでの調整は覚悟したい。
ただし、明日は株価指数オプションとミニ日経平均先物8月物のSQ算出日だ。このため、15000円大台をキープする買い方の防戦買いが入りそう。また、相場がさらに下がるようならGPIFなどの地球防衛軍の買いも見込まれるため、ここから一方的な下落はないとみている。そして、東証1部の騰落レシオ(6日移動平均)は6日時点で37.96%、同(25日移動平均)は80.96%だ。とりわけ、6日移動平均をみる限り、短期的に超売られ過ぎとみてよいだろう。日本株は短期スタンスでのバーゲンハントのチャンスが到来したと考える。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)