
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
07月17日 07時15分
本日の相場見通し/日経平均の想定レンジは15300円~15500円程度
16日の米国株式市場では、NYダウは4日続伸、前日比77.52ドル高の17138.20ドルと、3日以来ほぼ2週ぶりに過去最高値を更新した。ナスダック総合株価指数は反発、同9.581ポイント高の4425.968ポイントだった。恐怖指数(VIX指数)は同0.96(8.03%)安の11.00だった。インテルが前日夕に発表した四半期決算が好感され、同社株は前日比9.27%上昇しダウを牽引した。また、タイムワーナーは提案を拒否したと発表したものの、21世紀フォックスが同業のタイムワーナーへ買収を提案していたと公表したことで、業界再編への期待感が高まった。さらに、NAHBが発表した7月の住宅市場指数が市場予想を上回る改善を示した。これらも追い風だった。
NY円相場は横ばいだった。前日と同じ1ドル=101円65~75銭で終えた。円は対ユーロで続伸し、前日比50銭円高・ユーロ安の1ユーロ=137円45~55銭で終えた。
NY原油先物相場は反発。WTI期近の8月物は前日比1.24ドル高の1バレル101.20ドルで取引を終えた。NY金先物相場は4日ぶりに反発した。8月物は前日比2.7ドル高の1トロイオンス1299.8ドルで取引を終えた。
シカゴ日経平均先物9月物は15440円大証清算値比60円高だった。
米株が堅調で、とりわけ、インテルが牽引役となり、IT関連が買われたことは、日本のハイテク株にポジティブに作用し、日経平均を押し上げる見通し。その一方、対ドルでの円安が進んでいない上、対ユーロで円高のため、上値は重そう。想定レンジは15300円~15500円程度。
ところで、7月22日(火)より、東証はTOPIX100構成銘柄の呼値の単位を縮小する。呼値1単位(1ティック)の変動で得られる利益が小さくなり、板情報画面が見難くなり、注文時に小数を入れることが必要になるため、1ティック~数ティック程の僅かな利幅を狙って、短時間で売買を繰り返す「スキャルピング」という取引手法で取引をする、「スキャルパー」を中心に、個人の主力株離れが見込まれる。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)