
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
07月11日 08時16分
本日の相場見通し/15000円の攻防場面では、押し目買いや、売り方の買戻しが見込める
10日の米国株式市場は反落し、NYダウは前日比70.54ドル安の16915.07ドル、ナスダック総合株価指数は同22.830ポイント安の4396.204ポイントだった。ポルトガルの大手銀バンコ・エスピリト・サントの親会社が短期債務の返済を延期したため、欧州株式相場が下落した。これが嫌気され。ダウの下げ幅は一時180.23ドルに達した。しかし、来週から本格化する米企業の四半期決算への期待で下げ渋った。
NY円相場は反発した。前日比30銭円高・ドル安の1ドル=101円30~40銭で取引を終えた。円は対ユーロで反発した。前日比75銭円高・ユーロ安の1ユーロ=137円85~95銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は10日ぶりに反発した。WTI期近の8月物は前日比0.64ドル高の1バレル102.93ドルで終えた。NY金先物相場は続伸した。8月物は前日比14.9ドル高の1トロイオンス1339.2ドルで取引を終えた。
シカゴ日経平均先物9月物は15115円大証清算値比135円安だった。
米株が軟調で、円相場が円高に振れている。週末でもある。上値を追うような積極的な買いは見込み難い。ただし、日経平均は昨日まで4日続落し、今日も続落すれば下落は5日に達する。また、心理的な節目の15000円も近付いている。このため、15000円の攻防場面では、押し目買いや、売り方の買戻しが見込めよう。想定レンジは15000円~15250円程度。
日経平均が昨日まで4日続落し、また、マザーズ指数が6日続落し25日移動平均線(10日現在898.86ポイント)を割り込む過程で、相場の体感温度は著しく低下した。それでも、10日の東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)は113.43%で、120%を下回ったとはいえ、高水準。調整一巡感が出るには、できれば70%台突入、最低でも80%台突入は欲しい。このため、相場の調整はもうしばらく続く公算が大きい。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)