< 来週の相場見通し/日経平均は高値圏での「もみあい」がメインシナリオ

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カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

07月07日 07時42分

本日の相場見通し/日経平均の想定レンジは15300円~15500円程度

4日の米国は独立記念日の祝日で、全市場が休場だった。

本日は新聞休刊日。土日の報道で特に相場を動かす材料も見当たらない。このため、手掛かり材料が不足し、独立記念日の影響で外国人投資家の動きが鈍いため、閑散相場が見込まれる。「閑散に売りなし」の相場格言が当てはまる相場を予想する。日経平均の想定レンジは15300円~15500円程度。

だが、4日の東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)は143.36%だ。また、日経平均の日足のローソク足は4日まで3日連続で、「陰線」だ。このように、テクニカル的には、過熱状態で上値が重い状況だ。本日もその傾向を踏襲するとみている。ただし、目先、上下に大きくブレる可能性はある。過熱を冷ます調整か、それとも、更なる過熱だ。現時点ではその発生確率は5分5分とみている。

なお、4日の日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)が15.60と、前日比0.82ポイント(4.99%)低下した。算出を始めた2010年11月19日以降では最低水準で、終値ベースで遡及算出したデータと比較しても2007年7月10日以来7年ぶりの低水準となっているという。これが低位安定している間は、日経平均は高止まり、または、更なる過熱(踏み上げ相場の到来)だろうが、ひとたび、ボトムアウトし上昇を加速させるようなら、日経平均は過熱を冷ます調整局面に入る見通しだ。

多くの場合、日本株の調整は、欧米発の悪材料がきっかけになる。つまり、暴落、急落のきっかけは、日本時間の夜に海を渡ってやってくる。現時点では、欧米に小さな悪材料はあるが、大きな悪材料は見当たらない。しかし、それは突然発生し欧米市場が動揺することは多々ある。その兆しが明確なら話は別だが、そうではない限り予見は不可能に近い。よって、目先は、上にも下にもボラタイルな相場に急変しても、大丈夫なようにリスク管理を徹底しておくことが必要な局面と認識している。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)