
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
06月30日 08時06分
本日の相場見通し/円相場が円高気味のため、日経平均の上値は重そう
27日の米国株式市場では、NYダウは反発、前日比5.71ドル高の16851.84ドル、ナスダック総合株価指数も反発、同18.884ポイント高の4397.930ポイントと、2000年4月以来ほぼ14年2カ月ぶりの高値を付けた。恐怖指数(VIX指数)は同0.37(3.18%)安の11.26だった。ラッセル・インベストメンツによる指数の年次リバランスが影響し、日中下げが続いていた主要株価指数は、取引終了前の1時間で反転上昇した。一方、ハイテク関連株に資金が流入し、相場全体を牽引した。
NY円相場は3日続伸し、前日比40銭円高・ドル安の1ドル=101円30~40銭で終えた。円は対ユーロで続伸し、前日比15銭円高・ユーロ安の1ユーロ=138円30~40銭で終えた。
NY原油先物相場は続落した。WTI期近の8月物は前日比0.10ドル安の1バレル105.74ドルで取引を終えた。NY金先物相場は反発した。8月物は前日比3.0ドル高の1トロイオンス1320.0ドルで終えた。
シカゴ日経平均先物9月物は15140円大証清算値比20円高だった。
米株は堅調ながら、円相場が円高気味のため、日経平均の上値は重そう。一方、週末27日の213.49円安の反動もあり、下値は下値で堅そう。想定レンジは14900円~15200円程度。今週は、7月1日に6月ISM製造業景気指数、3日に6月米雇用統計の発表やECB定例理事会と注目度の高いイベントを控えるため、内外共に、これらを見極めたいとのムードが強い状況が続こう。
物色面では、総務省が、2015年度にも「SIMロック」解除義務化の方針と伝わり、仮想移動体通信事業者(MVNO)関連が賑わいそう。また、自民党の貸金業法改正案では、「認可業者」に上限金利29.2%、個人の総借入額を年収の3分の1以内に制限する「総量規制」からも除外と伝わり、同関連銘柄にも物色の矛先が向かいそう。また、先週賑わった、燃料電池・水素関連も、活発な売り買いが行われることが予想される。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)