
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
06月26日 08時20分
本日の相場見通し/日経平均は反発も、上値は重そう、新興の個人離れが心配
25日の米国株式市場では、NYダウは3日ぶりに反発し、前日比49.38ドル高の16867.51ドル、ナスダック総合株価指数も反発し、同29.401ポイント高の4379.757ポイントと、2000年4月以来、約14年2カ月ぶりの高値で終えた。1~3月期の米実質GDP確定値は年率換算で前期比2.9%減となった。1.8%程度の減少を見込んでいた市場予想よりも悪化した。また、5月の耐久財受注額も減少したが、相場への影響はほぼ皆無だった。
NY円相場は上昇し、前日比5銭円高・ドル安の1ドル=101円85~95銭で終えた。円は対ユーロで続落し、前日比5銭円安・ユーロ高の1ユーロ=138円75~85銭で終えた。
NY原油先物相場は反発した。WTI期近の8月物は前日比0.47ドル高の1バレル106.50ドルで終えた。NY金先物相場は6日続伸した。8月物は前日比1.3ドル高の1トロイオンス1322.6ドルで終えた。
シカゴ日経平均先物9月物は15335円大証清算値比75円高だった。
米株堅調も、円相場が円安に振れていないので、日経平均は反発も、上値は重そう。想定レンジは15200円~15400円程度。基本的には短期的な過熱感を冷ます、時間調整期間との認識だ。ただ、一部で、「個人惑わす消えた注文 新興市場に水差す恐れ」と題された記事で指摘されているように、見せ玉か、高速取引(HFT)かは不明ながら、新興市場は、普通の個人が不信感を抱くような取引状況になっているようだ。これは当然、新興市場全体にとって、ネガティブ材料だ。だが、HFTは人為的ではないので見せ玉に当たらないとの認識が普通であり、今後、HFTへの規制強化、若しくは、見直しがない以上、現状が改善されことはなさそうだ。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)