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カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

06月20日 07時10分

本日の相場見通し/日経平均は昨日終値から大きく動くことはなさそう

19日の米国株式市場では、NYダウは5日続伸し、前日比14.84ドル高の16921.46ドル、S&P500種株価指数も5日続伸、同2.50ポイント高の1959.48ポイントで終え、連日で過去最高値を更新した。一方、ナスダック総合株価指数は5日ぶりに反落し、同3.510ポイント安の4359.326ポイントだった。6月のフィラデルフィア連銀景気指数が市場予想に反して改善したことが好感された。一方、アップルなどの下落が響き、ナスダックは軟調だった。

NY円相場は反落し、前日比5銭円安・ドル高の1ドル=101円90銭~102円00銭で終えた。円は対ユーロで5日続落し、前日比20銭円安・ユーロ高の1ユーロ=138円70~80銭で終えた。

NY原油先物相場は4日ぶりに反発した。WTI期近の7月物は前日比0.46ドル高の1バレル106.43ドルで終えた。NY金先物相場は続伸した。8月物は前日比41.4ドル高の1トロイオンス1314.1ドルで終えた。

シカゴ日経平均先物9月物は15375円で大証清算値比35円高だった。

米株に方向感はないものの高値圏で推移している。円相場に関しても、円は対ドルで1ドル=102円アラウンドで推移しており、これ自体、ネガティブな水準ではない。こうなると、日経平均は昨日終値(15361.16円)から上下どちらにも、大きく動くことはなさそう。想定レンジは15250円~15450円程度。週末であり、買い方の手仕舞い売りもそれなりに出るだろうが、昨日までの上昇で評価損が膨らんだ売り方のデルタ調整の買いも見込めるため、下値は下値で相当堅そう。

ところで、昨日は久しぶりに東証1部の主力株が賑わった。これまでの小型株(とりわけ、マザーズ)一辺倒だった投機マネーの流れに変化が出た感がある。こうなると、本日以降、これまで新興で火柱を上げた人気銘柄に関しては、「ナイアガラ」の発生には警戒をしておく必要がある。もちろん、現時点では個人マネーが一気に新興市場から引きあげる気配は強く感じられないため、危惧するような状況にならないかもしれない。しかし、上がる時の倍のスピードで下がるのが株、特に新興銘柄というものだ。ましてや、本日は週末だ。実際、本日は一部で、「マザーズ頼みの危うさ―新興株、人気偏り過熱感」と題された記事も報じられている。よって、マザーズの人気銘柄中心に、ナイアガラ発生への警戒だけは怠れないとみている。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)