
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
06月19日 07時30分
本日の相場見通し/日経平均の想定レンジは15000円~15300円程度
18日の米国株式市場は4日続伸、NYダウは前日比98.13ドル高の16906.62ドル、S&P500種株価指数は同15.00ポイント高1956.98ポイントと過去最高値を付け、ナスダック総合株価指数は同25.602ポイント高の4362.836ポイントと2000年4月以来以来14年2カ月ぶりの高値で終えた。恐怖指数(VIX指数)は同1.45(12.02%)安の10.61だった。FRBが18日に公表した米FOMCの委員による今後の金利見通しによると、15年、16年の政策金利の見通しが上がる一方、長期的に望ましいと考える政策金利の水準が下がったため、緩和的な金融政策が長期化するとの安心感が強まった。
NY円相場は反発し、前日比25銭円高・ドル安の1ドル=101円85~95銭で取引を終えた。円は対ユーロで4日続落し、前日比15銭円安・ユーロ高の1ユーロ=138円50~60銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は3日続落した。WTI期近の7月物は前日比0.39ドル安の1バレル105.97ドルで取引を終えた。NY金先物相場は反発した。8月物は前日比0.7ドル高の1トロイオンス1272.7ドルで終えた。
シカゴ日経平均先物9月物は15155円大証清算値比35円高だった。
米株が好調な点はポジティブ。しかし、FOMC声明を受け、18日の米10年物国債利回りは前日比0.07%低下の2.58%と、この日の最低水準で終えた。これはドル安・円高要因でネガティブ。好悪材料が綱引きする状況下、好材料がやや勝る展開が予想される。日経平均の想定レンジは15000円~15300円程度。5日移動平均線(18日現在15019.28円)がサポートし続ける公算。
物色面では、政府・自民党が電線の地中化を促す新法を制定する検討に入ったと伝わり、同関連銘柄が賑わいそう。また、今年1~5月の訪日外国人客数が、前年同期比28%増の520万3300人だったと報じられ、観光関連にも物色の矛先が向かいそうだ。
ところで、18日のジャスダックとマザーズをあわせた新興2市場の売買代金が4514億円と、今年もっとも多くなったという。実際、18日の東証1部、2部と新興を含めた全市場の株式売買代金で首位となったのはマザーズ上場のCYBERDYNE(7779)の848.72億円、2位は820.93億円のミクシィ(2121)、5位はJQ上場の442.39億円の日本マイクロ(6871)、13位はマザーズの253.78億円のユーグレナ(2931)、20位はJQの149.73億円の菊池製作所(3444)、24位はJQの132.59億円の日本通信(9424)だった。個人中心に、人気銘柄をガンガン回転させ、弄り続けている様子が窺える。この物色傾向は本日以降も継続するとみている。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)