
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
05月23日 07時44分
本日の相場見通し/想定レンジは14300円~14500円程度
22日の米国株式市場は続伸し、NYダウは前日比10.02ドル高の16543.08ドル、ナスダック総合株価指数は同22.804ポイント高の4154.342ポイントだった。恐怖指数(VIX指数)は同0.12(1.01%)高の12.03だった。5月のHSBC中国PMIが前月から改善したことが好感された。しかし、週間の米新規失業保険申請件数は市場予想を上回る悪化を示し、4月の米中古住宅販売件数の伸び率が市場予想を上回ることができなかったことが嫌気された。
NY円相場は続落し、前日比35銭円安・ドル高の1ドル=101円70~80銭で終えた。NY円は対ユーロで3日ぶりに反落し、前日比10銭円安・ユーロ高の1ユーロ=138円85~95銭で終えた。
NY原油先物相場は下落した。WTI期近の7月物は前日比0.33ドル安の1バレル103.74ドルで終えた。NY金先物相場は反発した。6月物は前日比6.9ドル高の1トロイオンス1295.0ドルで終えた。
シカゴ日経平均先物6月物は14390円大証清算値比80円高だった。
米株が堅調で、円相場が若干円安気味のため、本日の日経平均は続伸スタートが見込まれる。ただし、昨日295.62円高の大幅高の反動と週末要因が重なり、上値では戻り待ちの売りが出るとみられる。一方、下値は昨日上抜いた25日移動平均線(23日現在14295.95円)がサポートする公算。想定レンジは14300円~14500円程度。ただし、全般的に積極的な売り買い材料が乏しいため、商いの盛り上がりは期待薄だ。
物色面では、自民党が22日、貸金業者への金利の規制などを緩める議論を始めたと伝わっている。これに関しては、昨日ザラ場中に既に市場に伝わっているが、改めて材料視される可能性がある。また、一部報道で指摘されているが、東証REIT指数が昨日、年初来高値を更新するなど、投資家の利回り志向が強まっており、高配当利回り銘柄には中長期資金の流入が継続する見通しだ。一方、タイでクーデターが発生したことで、同国関連株には嫌気売りが出そう。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)