
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
05月19日 07時30分
本日の相場見通し/円相場が円高気味のため、日経平均の動きは鈍そう
16日の米国株式市場では、NYダウは小幅ながら3日ぶりに反発、前日比44.50ドル高の16491.31ドル、ナスダック総合株価指数は4日ぶりに反発し同21.295ポイント高の4090.588ポイントだった。4月の米住宅着工件数は前月比13.2%増の年率107万戸と、昨年11月以来の高水準となった。また許可件数も8%増の108万戸と、2008年6月以来約6年ぶりの高水準だった。これらが好感された。
NY円相場は3日続伸し、前日比10銭円高・ドル安の1ドル=101円45~55銭で取引を終えた。円は対ユーロで4日続伸し、前日比25銭円高・ユーロ安の1ユーロ=138円95銭~139円05銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は反発した。WTIで期近の6月物は前日比0.52ドル高の1バレル102.02ドルで終えた。NY金先物相場は続落した。6月物は前日比0.2ドル安の1トロイオンス1293.4ドルで終えた。
シカゴ日経平均先物6月物は14170円大証清算値比40円高だった。
16日のダウとナスダックが反発し、米10年物国債利回りが、4日ぶりに上昇し、この日の最高水準となる前日比0.03%高の2.52%で取引を終えた。これはポジティブ材料。だが、円相場が円高気味のため、日経平均の動きは鈍そうだ。また、16日は年初来安値を更新した東証1部銘柄数が今年2番目の多さだった。日経ジャスダック平均株価が年初来安値を更新、東証マザーズ指数のザラ場安値は668.31ポイント、終値も671.08ポイントと、12日に付けた666.00ポイントの安値に接近した。
昨年11月から12月にかけて買い建てた玉の整理売りが、内需系小型株中心に、個人から断続的に出ているようだ。日本株の調整が年初から5ヶ月に亘り、多くのアクティブ個人が含み損を抱え、投資マインドが著しく悪化しているとみられる。この傾向が続く限り、相場の体感温度が低い状況が継続しよう。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)