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カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

05月09日 08時06分

本日の相場見通し/投資家は模様眺めスタンスを強めるため、閑散相場が予想される

8日の米国株式市場ではNYダウは続伸し、前日比32.43ドル高の16550.97ドル、ナスダック総合株価指数は3日続落し、同16.177ポイント安の4051.496ポイントだった。恐怖指数(VIX指数)は同0.03(0.22%)高の13.43だった。週間の新規失業保険申請件数が前週比で減少し、市場予想も下回ったことが好感された。しかし、フェイスブック、テスラ・モーターズ、アムジェンなどモメンタム株の一角が下落し、投資家心理が悪化した。

NY円相場は反発し、前日比25銭円高・ドル安の1ドル=101円60~70銭で終えた。NY円は対ユーロで反発し、前日比1円5銭円高・ユーロ安の1ユーロ=140円65~75銭で終えた。

NY原油先物相場は3日ぶりに反落した。WTI期近の6月物は前日比0.51ドル安の1バレル100.26ドルで取引を終えた。NY金先物相場は3日続落した。6月物は前日比1.2ドル安の1トロイオンス1287.7ドルで取引を終えた。

シカゴ日経平均先物6月物は14095円大証清算値比45円安だった。

ダウは堅調だが、モメンタム株下落で日経平均と連動性の高いナスダックが3日続落し、円相場が円高気味のため、本日の日経平均は反落スタートする見通し。想定レンジは14000円~14300円程度。週末要因も重なり、株価指数オプションとミニ日経平均5月物のSQの算出後は、多くの投資家は模様眺めスタンスを強めるため、閑散相場が予想される。

正直、積極的な買い材料が内外共に見当たらない。せいぜい値頃感くらいだ。一方、ここから下を売り込む材料も特に見当たらないのだが、怖いのはヘッジファンド等の顧客からの解約要請に伴う換金売り。こればかりは、ファンダメンタルズとは無関係に出てくる。アベノミクスへの失望感が日に日に高まる状況下、日本株に先高観が乏しくなっており、解約売り懸念も日を追うごとに強まっている点には留意したい。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)