< 来週の為替見通し/1ドル=101.30-103.80円を想定

外資系6社、売り2380万株、買い1590万株、差引き790万株売り越し >

カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

05月07日 08時19分

本日の相場見通し/102円台の円安に振れない限り、終日軟調推移が見込まれる

6日の米国株式市場では、NYダウは反落し前日比129.53ドル安の16401.02ドル、ナスダック総合株価指数も大幅反落し、同57.296ポイント安の4080.759ポイントだった。恐怖指数(VIX指数)は同0.51(3.84%)高の13.80だった。ツイッターがロックアップ期間が終了で、流通株が4倍以上に増える可能性が懸念されて売りが出た。これを受け、フェイスブックやテスラ・モーターズなどの「モメンタム株」に売りが目立った。また、AIGの減益決算が嫌気され、金融株も下落した。そして、ウクライナ情勢が悪化している点も重しとなった。

NY円相場は3日続伸し、前日比45銭円高・ドル安の1ドル=101円65~75銭で終えた。円は対ユーロで3日続伸し、前日比10銭円高・ユーロ安の1ユーロ=141円60~70銭で終えた。

NY原油先物相場は反発した。WTI期近の6月物は前日比0.02ドル高の1バレル99.50ドルで取引を終えた。NY金先物相場は3日ぶりに反落。6月物は前日比0.7ドル安の1トロイオンス1308.6ドルで終えた。

シカゴ日経平均先物6月物は14240円2日の大証清算値比240円安だった。

ウクライナ情勢の緊迫化を背景に米国株が軟調で、1ドル=101円台の円高進行が嫌気され、GW明けの本日の日経平均は大幅に反落スタートする見通し。想定レンジは14200円~14400円程度。ザラ場中、円相場が1ドル=102円台の円安に振れない限り、終日軟調推移が見込まれる。甘利明経済財政・再生相が5日、法人税の実効税率の引き下げについて、6月にまとめる経済財政運営の基本方針で具体的な下げ幅や実施時期の明示を目指す考えを示したことはサポート要因だ。しかし、外部環境悪化を嫌気した売りが本日は勝りそうだ。

物色面では、鳥インフルH5N6型で初の死者が中国で出たと伝わり、同関連が賑わいそうだ。また、アリババ集団が6日、IPO申請書類を提出したため、米国でのモメンタム株下落は逆風だが、同関連株への関心も高まりそう。ただし、全般的にはリスク回避的なムードが終日続き、GW前及びGW中と変わらず、多くの投資家は様子見スタンスを継続する公算が大きい。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)