
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
04月17日 07時16分
本日の相場見通し/買いが先行も、大幅高の反動もあり、上値は上値で重そう
16日の米国株式市場では、NYダウは3日続伸、前日比162.29ドル高の16424.85ドル、ナスダック総合株価指数も3日続伸し、同52.064ポイント高の4086.225ポイントだった。恐怖指数(VIX指数)は同1.43(9.16%)安の14.18だった。中国の1~3月期の実質経済成長率が前年同期比7.4%増と市場予想をやや上回ったことや、3月の米鉱工業生産指数が市場予想を上回る伸びを示したことが好感された。
NY円相場は4日続落し、前日比35銭円安・ドル高の1ドル=102円20~30銭で取引を終えた。円は対ユーロで続落し、前日比45銭円安・ユーロ高の1ユーロ=141円20~30銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は反発した。WTI期近の5月物は前日比0.01ドル高の1バレル103.76ドルで取引を終えた。NY金先物相場は反発した。6月物は前日比3.2ドル高の1トロイオンス1303.5ドルで終えた。
シカゴ日経平均先物6月物は14465円大証清算値比45円高だった。
米株が堅調のため、本日も買いが先行する見通しだが、昨日の大幅高の反動もあり、上値は上値で重そう。日経平均の想定レンジは14300円~14600円程度。ところで、安倍首相が16日、自民党の野田税制調査会長らと会談し、法人実効税率引き下げを含む法人税改革の検討を指示したことは相場の下支え要因として意識されそうだ。
一方、グーグルが16日発表した第1四半期決算で、コア事業のインターネット部門の売上高が19%増となったものの、オンライン広告価格の低下が続いたことで、予想には届かなかった。これが嫌気され同社株が時間外で2.92%下落した。これは日本のネット関連にややネガティブに作用するだろう。
物色面では、IIJ(3774)や富士通総研などが連携し、個人の買い物履歴などのビッグデータを他社と互いに活用しあう専門組織を5月に設立すると伝わり、ビッグデータ関連が賑わいそう。また、安倍首相が16日、保険外診療と保険診療を併用する「混合診療」の大幅な拡大を検討するよう関係閣僚に指示したと報じられ、バイオ関連にも物色の矛先が向かいそうだ。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)