
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
04月11日 07時32分
本日の相場見通し/2月5日の13995.86円を意識した動きが予想される
10日の米国株式市場は3日ぶりに大幅反落し、NYダウは前日比266.96ドル安の16170.22ドル、ナスダック総合株価指数は同129.794ポイント安の4054.106ポイントと、下落率は2011年11月9日以来約2年5カ月ぶりの大きさだった。インターネットや、バイオ医薬品関連株への売りが再び強まった。プーチン大統領が、ウクライナがガス料金を滞納している問題を理由に、同国向けのガス供給を止める可能性があると警告したと報じられた。これも嫌気された。
円相場は反発し、前日比45銭円高・ドル安の1ドル=101円50~60銭で終えた。一時は101円33銭と3月19日以来、約3週ぶりの円高・ドル安水準を付けた。円は対ユーロで反発し、前日比30銭円高・ユーロ安の1ユーロ=140円95銭~141円05銭で終えた。
NY原油先物相場は3日ぶりに反落した。WTI期近の5月物は前日比0.20ドル安の1バレル103.40ドルで取引を終えた。NY金先物相場は反発した。6月物は前日比14.6ドル高の1トロイオンス1320.5ドルで終えた。
シカゴ日経平均先物6月物は14030円大証清算値比260円安だった。
米株大幅下落と円高を受け、本日の日経平均は大幅反落し2月5日の13995.86円を意識した動きが予想される。SQ通過後も下値不安の強まりを背景にしたボラティリティーの上昇により、日中値幅はワイド化する見通しで、想定レンジは13800円~14300円程度。
日経平均は9日までの4日間で772.19円も下がっていた。また、4日から9日までの下落過程で窓を3つ空けている。具体的には、4日-7日の14895.58円~15000.69円、7日-8日の14740.10円~14764.37円、そして、8日-9日の14502.02円~14605.31円の「3空」。しかし、10日の高値は14513.14円で、最新の3つ目の窓埋めすらできなかった。とにかく弱い。この一言に尽きる。そして、外部環境がさらに悪化した。
こうなると多くの投資家は、下げ止まってから買えばよいという、スタンスを強める公算だ。また、円高が止まらない限り、日経平均は下値模索を続ける見通しだ。とにかく、反発するきっかけが出ないうちは、現状の調整ムードが継続しよう。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)