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カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

04月10日 07時46分

本日の相場見通し/日経平均は5日ぶりに反発する見通し

9日の米国株式市場は大幅に続伸、NYダウは前日比181.04ドル高の16437.18ドル、ナスダック総合株価指数は同70.914ポイント高の4183.900ポイントだった。恐怖指数(VIX指数)は同1.07(7.19%)安の13.82だった。FRBが公表したFOMC(3月18~19日分)の議事要旨で、数人の参加者が政策金利の見通しが金融引き締めに積極的と受け止められる可能性に懸念を表明したことが明らかになった。これが好感された。

NY円相場は4日ぶりに反落し、前日比20銭円安・ドル高の1ドル=101円95銭~102円05銭で終えた。円は対ユーロで反落し、前日比85銭円安・ユーロ高の1ユーロ=141円25~35銭で終えた。

NY原油先物相場は続伸した。WTI期近の5月物は前日比1.04ドル高の1バレル103.60ドルで終了した。NY金先物相場は反落した。6月物は前日比3.2ドル安の1トロイオンス1305.9ドルで終えた。

シカゴ日経平均先物6月物は14505円大証清算値比125円高だった。

堅調な米株と円高一服を受け、本日の日経平均は5日ぶりに反発する見通し。想定レンジは14400円~14600円程度。ただ、上値は200日移動平均線(9日現在14597.57円)が抵抗する公算が大きい。明日の株価指数オプションとミニ日経平均先物4月物のSQを控え権利行使価格14500円の攻防が予想される。その一方、ザラ場中に関しては、8日と9日とで空けた窓(14502.02円~14605.31円)埋め程度の上昇は十分あるとみている。

ただ、ここにきて個人投資家のマインドの悪化は懸念される。例えば、NISAでの一番人気の武田(4502)が大幅安になっている。糖尿病治療薬「アクトス」に関して60億ドルの懲罰的賠償の支払いを同社に命じる「評決」が下されたことをきっかけにした売りが続いているためだ。また、日経平均が4日以降が軟調に推移する中、個人投資家の関与率の高い新興市場は、その受け皿になれず、売りが波及した。このため、個人の手の内は大幅に悪化したとみられる。このため、今後、相当な戻りが実現しない限り、個人の活性が上がり、相場の体感温度が上がることはなさそう。

物色面に関しては、日本政府が米国産牛肉の輸入関税を現行の38.5%から大幅に引き下げる検討に入ったと伝わり、牛丼チェーンなど関連銘柄が賑わいそうだ。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)