
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
04月09日 07時08分
本日の相場見通し/急激な円高が嫌気され、日経平均は大幅に4日続落スタート
8日の米国株式市場では、NYダウは4日ぶりに反発、前日比10.27ドル高の16256.14ドル、ナスダック総合株価指数も4日ぶりに反発、同33.233ポイント高の4112.986ポイントだった。恐怖指数(VIX指数)は同0.68(4.37%)安の14.89だった。前日までに大幅下落した反動で、リバウンド狙いの買いが優勢だった。ただ、米主要企業の四半期決算の内容を見極めたいとのムードが強いことに加え、ウクライナ東部で新ロシア派と親欧米政権の対立が深まっていると報じられたこともあり、上値は重かった。
NY円相場は3日続伸し、前日比1円30銭円高・ドル安の1ドル=101円75~85銭で取引を終えた。一時101円55銭と、3月19日以来、約3週ぶりの円高水準を付けた。円は対ユーロで反発し、前日比1円25銭円高・ユーロ安の1ユーロ=140円40~50銭で終えた
NY原油先物相場は反発した。WTI期近の5月物は前日比2.12ドル高の1バレル102.56ドルで取引を終えた。NY金先物相場は反発した。6月物は前日比10.8ドル高の1トロイオンス1309.1ドルで取引を終えた。
シカゴ日経平均先物6月物は14355円大証清算値比235円安だった。
日銀の黒田総裁の「追加的な緩和については現時点では考えていない」との発言を受けた急激な円高が嫌気され、本日の日経平均は大幅に4日続落スタートの見込み。昨日の日経平均は25日移動平均線(8日現在14741.35円)をあっさり割り込んだが、本日は200日移動平均線(同14589.50円)を割り込んでのスタートが予想される。200日移動平均線を割り込んで終わるようだと、下値不安が一段と強まるため、本日に関してはザラ場はともかく終値に注目したい。つまり、日足のローソク足が「たくり線」になるか否かだ。
また、日経平均は4日からの下落過程で窓を2つ空けている。4日-7日の14895.58円~15000.69円、7日-8日の14740.10円~14764.37円だ。そして、本日「3空」スタートとなるようなら、果たして「3空叩き込みに買い向かえ」の相場格言通りの動きとなるかにも注目しておきたい。
物色面では、政府が農業協同組合法の抜本改正に乗り出すと伝わり、農業関連が賑わいそうだ。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)