
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
03月28日 07時18分
本日の相場見通し/配当落ち分即日埋めアノマリーで、ポジティブ転換
27日の米国株式市場は続落、NYダウは前日比4.76ドル安の16264.23ドル、ナスダック総合株価指数は同22.347ポイント安の4151.232ポイントだった。恐怖指数(VIX指数)は同0.31(2.08%)安の14.62だった。材料不足で、動意薄の中、IT関連株の一角が売られ、相場の足を引っ張った。
NY円相場は反落し、前日比10銭円安・ドル高の1ドル=102円10~20銭で取引を終えた。円は対ユーロで3日続伸し、前日比20銭円高・ユーロ安の1ユーロ=140円40~50銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は大幅に続伸した。WTI期近の5月物は前日比1.02ドル高の1バレル101.28ドルで終えた。NY金先物相場は続落した。4月物は前日比8.7ドル安の1トロイオンス1294.7ドルで終えた。
シカゴ日経平均先物6月物は14555円大証清算値比85円安だった。
米株が軟調で、且つ、円相場が1ドル=102円台前半で膠着しているため、朝方は利益確定売りが優勢になりそう。だが、昨日は権利落ち日で、それを即日埋めた。配当落ち分を即埋めて戻すと、その後の相場が堅調になるというアノマリーが知られている。よって、投資マインドは昨日を機にポジティブに変化した可能性がある。このため、下値不安は後退したとみている。日経平均の想定レンジは14500円~14700円程度だ。本日に関しては、200日移動平均線(27日現在14519.91円)がサポート、25日移動平均線(同14732.47円)がレジスタンスというイメージだ。
日経平均もそうだが、昨日はマザーズ指数が底入れを鮮明にしたとみている。同指数は昨日、一時689.11ポイントと700ポイントを下回った。これは昨年9月11日以来約6ヶ月ぶりのことだ。しかし、大引けにかけ切り返し、結局、前日比10.76ポイント高の731.13ポイントと、ほぼピン引けだった。マザーズ底入れなら、個人投資家のマインドも徐々に改善に向かうことが期待できる。
物色面では、「iPhone」の新機種が今年9月にも世界で発売される見通しであると伝わり、関連株が賑わいそうだ。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)