< 前場概況(主力株)/14日前場の日経平均は前日比404.12円安の14411.86円

来週の相場見通し/国際情勢が大きく変化しないのなら、下値模索 >

カブ知恵速報

カブ知恵速報

藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

03月14日 15時15分

相場概況(主力株)/14日の日経平均は前日比488.32円安の14327.66円

14日の日経平均は前日比488.32円安の14327.66円、高値は14539.60円、安値は14280.75円。東証1部の出来高は32億2565万株、売買代金は3兆2403億円、時価総額は412兆7868億円、値上がり銘柄数は33銘柄、値下がり銘柄数は1749銘柄、変わらずは10銘柄。日経平均は大幅に3日続落。

13日のNYダウは大幅に4日続落、前日比231.19ドル安の16108.89ドルだった。恐怖指数(VIX指数)は同1.75(12.09%)高の16.22。米国のケリー国務長官は13日、ウクライナ南部のクリミア自治共和国でロシア編入の是非を問う住民投票が予定通りに16日に実施されれば、米国と欧州連合(EU)は17日に「一連の重大な措置」を発動させると述べた。これを受け、投資家は事態急変に備えて高リスク資産の株式や高金利通貨を手放し、安全資産の米国債や円に資金を移した。

なお、3月8日終了週の新規失業保険週間申請件数は前週比9000件減の31万5000件となり、前年11月末以来の低水準となった。また、2月の小売売上高は前月比で0.3%増と、前月までの2カ月連続のマイナスからプラスに転じた。しかし、これらはウクライナ情勢緊迫化でかき消された。

NY円相場は大幅に4日続伸し、前日比95銭円高・ドル安の1ドル=101円75~85銭で取引を終えた。円は対ユーロで大幅反発し、前日比1円65銭円高・ユーロ安の1ユーロ=141円20~30銭で取引を終えた。

NY原油先物相場は4日ぶりに反発した。WTI期近の4月物は前日比0.21ドル高の1バレル98.20ドルで取引を終えた。NY金先物相場は4日続伸した。4月物は前日比1.9ドル高の1トロイオンス1372.4ドルで終えた。

前場の日経平均は大幅に3日続落。米株が急落し、円相場が1ドル=101円台に突入しているため、売りが先行した。225先物の下落に伴う裁定解消の現物株売りが断続的に出て、日経平均は前場を通じて安い水準で推移した。なお、日経平均先物・オプション3月物のSQは14429.87円だった。

後場の日経平均は下げ幅を拡大。下げ幅は一時535.23円まで拡大した。追証発生に伴う処分売りに加え、レバレッジ型の投資信託などの売りも出たと観測されていた。日経平均の下落幅は1週間で946.41円と、東日本大震災直後に次ぐ大きさだった。

東証33業種では全業種が値下がりした。電気・ガス、機械、医薬品、ゴム製品、精密機械、パルプ・紙、電気機器、化学、情報・通信、繊維製品、サービス、保険などの値下がりが目立つ。個別では、東証1部の値上が率トップはETFS金上場投信(1672)、2位はTASAKI(7968)、3位はオハラ(5218)。一方、値下がり率トップはイーブックイニシアティブ(3658)、2位はバリューコマース(2491)、3位は四国電力(9507)。