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カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

03月12日 06時53分

本日の相場見通し/想定レンジは15000円~15200円程度

11日の米国株式市場では、NYダウは続落し、前日比67.43ドル安の16351.25ドル、ナスダック総合株価指数は4日続落し、同27.261ポイント安の4307.187ポイントだった。恐怖指数(VIX指数)は同0.60(4.23%)高の14.80だった。8日に発表の中国の2月の貿易統計で輸出が前年同月比マイナスになったことが引き続き懸念されたことに加え、クリミア自治共和国議会がウクライナからの独立を宣言するなど、クリミア半島をめぐる緊張も続いていることが嫌気された。

NY円相場は続伸し、前日比25銭円高・ドル安の1ドル=102円95銭~103円05銭で取引を終えた。NY円は対ユーロでも続伸し、前日比45銭円高・ユーロ安の1ユーロ=142円75~85銭で取引を終えた。

NY原油先物相場は続落した。WTI期近の4月物は前日比1.09ドル安の1バレル100.03ドルで取引を終えた。NY金先物相場は続伸した。4月物は前日比5.2ドル高の1トロイオンス1346.7ドルで取引を終えた。

シカゴ日経平均先物3月限(円建て)は15025円大証清算値比185円安だった。

米株が軟調で、円相場が円高に振れているため、本日の日経平均は15000円の攻防が予想される。想定レンジは15000円~15200円程度。ザラ場中は東京外国為替市場の円相場に対して神経質に動く公算が大きい。また、東証1部の売買代金は昨日まで連日で今年の最低を更新するなど、閑散相場が続いているが、この傾向は本日も続く見通しだ。

物色面では、11日発表の2月の工作機械受注額(速報値)は、前年同月比26%増の1019億1800万円と5カ月連続で前年同月を上回ったことで、工作機械関連が買われそう。一方、中国の信用収縮観測を背景に、銅の国際価格が大幅に下落しているため、中国関連銘柄や非鉄金属が売られそう。また、理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダーらが発表した新型万能細胞「STAP細胞」について、理研は11日、英科学誌ネイチャーに掲載した論文の撤回を検討すると発表したため、バイオ関連全般にネガティブに作用しそうだ。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)