
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
03月06日 07時53分
本日の相場見通し/円安に振れるようなら15000円台回復もありそうだが
5日の米国株式市場では、NYダウは反落し、前日比35.70ドル安の16360.18ドル、一方、アップルなど時価総額の大きい銘柄の一角が上昇し、ナスダック総合株価指数は続伸、同6.002ポイント高の4357.974ポイントと、2000年4月7日以来、約13年11カ月ぶりの高値を付けた。恐怖指数(VIX指数)は同0.21(1.49%)安の13.89だった。2月のADP全米雇用リポートで、非農業部門の雇用者数が市場予想を下回ったことや、2月のISM非製造業景況感指数が4年ぶりの水準に低下したことが嫌気された。一方、ロシアのラブロフ外相は5日にケリー米国務長官などと会談した。緊張緩和への糸口を探る動きとしてポジティブに評価された。
NY円相場は続落し、前日比10銭円安・ドル高の1ドル=102円25~35銭で終えた。円は対ユーロで小幅に続落し、前日比5銭円安・ユーロ高の1ユーロ=140円45~55銭で終えた。
NY原油先物相場は続落した。WTI期近の4月物は前日比1.88ドル安の1バレル101.45ドルで取引を終えた。NY金先物相場は反発した。4月物は前日比2.4ドル高の1トロイオンス1340.3ドルで終えた。
シカゴ日経平均先物3月物は14890円大証清算値比10円高だった。
米株に方向感がなく、円安も一服しているため、本日の日経平均も上昇が一服しそう。ただ、ザラ場中、東京外国為替市場で円安に振れるようなら15000円台回復もありそう。想定レンジは14800円~15100円程度。ウクライナ情勢の緊張緩和に加え、12日の一斉回答日に向け、大手企業を中心にベア実施に踏み切る動きが鮮明になってきたことが相場にポジティブに作用しよう。ただし、7日に2月の米雇用統計発表を控えており、積極的な売買は手控えられる見通しであり、商いが盛り上がることはないだろう。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)