
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
02月21日 07時39分
本日の相場見通し/日経平均は3日ぶりに反発する見通し
20日の米国株式市場では、NYダウは3日ぶりに反発し、前日比92.67ドル高の16133.23ドル、ナスダック総合株価指数は反発、同29.591ポイント高の4267.545ポイントだった。恐怖指数(VIX指数)は同0.71(4.58%)安の14.79だった。新規失業保険申請件数は、季節調整済みで3000件減の33万6000件となり、また、2月の米製造業PMI速報値は56.7と前月の53.7から上昇し、2010年5月以来の高水準となった。これらが好感された。
NY円相場は横ばい。前日と同じ1ドル=102円25~35銭で取引を終えた。円は対ユーロで続伸し、前日比15銭円高・ユーロ安の1ユーロ=140円30~40銭程度で取引を終えた。
NY原油先物相場は3日ぶりに反落した。WTI期近の3月物は前日比0.39ドル安の1バレル102.92ドルで取引を終えた。NY金先物相場は続落した。4月物は前日比3.5ドル安の1トロイオンス1316.9ドルで終えた。
シカゴ日経平均先物3月限(円建て)は14545円大証清算値比125円高だった。
米株が反発し円相場も1ドル=102円台前半で推移しているため、本日の日経平均は3日ぶりに反発する見通し。想定レンジは14400円~14600円程度。昨日発表の2月のHSBC中国PMI速報値は48.3と、2カ月連続で景況感の節目となる50を下回り、7カ月ぶりの低水準となった。しかし、3月5日開幕の全国人民代表大会を控え政策期待は引き続き強く、同日の上海総合指数の終値は前日比3.772ポイント安の2138.782ポイントと、小幅反落にとどまった。このため、昨日東京市場で売られた中国関連銘柄が買い戻される公算が大きい。また、円高一服で輸出関連全般にも買いが入りそう。
なお、22~23日には20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が開かれる。ここで米国のQE縮小を背景とした新興国不安に対して踏み込んだ議論及び対応が示されるかが注目される。このため、週末要因も重なり、本日の日経平均及び円相場については、膠着感が非常に強い展開を予想する。また、多くの投資家が模様眺め気分を強め、積極的な売買を見送る結果、商いが盛り上がることもなさそうだ。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)