
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
02月20日 08時21分
本日の相場見通し/米株が軟調で、円相場が若干円高気味のため、日経平均は続落
19日の米国株式市場では、NYダウは続落、前日比89.84ドル安の16040.56ドル、一方、ナスダック総合株価指数は9日ぶりに反落し同34.829ポイント安の4237.954ポイントだった。1月の住宅着工件数は年換算で前月の改定値比16%減の88万戸となり、市場予想の95万戸程度を大きく下回った。これが嫌気された。1月28~29日開催分のFOMC議事要旨では、少数の委員が「比較的早い段階で政策金利の引き上げが適切になる可能性」を指摘していたことが明らかになった。これも警戒材料だった。
NY円相場は反発し、前日比5銭円高・ドル安の1ドル=102円25~35銭で終えた。円は対ユーロで反発し、前日比35銭円高・ユーロ安の1ユーロ=140円45~55銭で終えた。
NY原油先物相場は続伸した。WTI期近の3月物は前日比0.88ドル高の1バレル103.31ドルで終えた。NY金先物相場は10日ぶりに反落した。4月物は前日比4.0ドル安の1トロイオンス1320.4ドルで終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)3月物は14645円大証清算値比125円安だった。
米株が軟調で、円相場が若干円高気味のため、本日の日経平均は続落する見通し。想定レンジは14500円~14800円程度。1ドル=102円台前半なら14700円アラウンドのもみあいだろうだ、101円台突入なら、下振れリスクが若干上昇しよう。日本時間11時前ごろ、2月のHSBC中国製造業購買担当者景気指数(PMI)の速報値が発表になる予定であり、これを受けて円相場が激しく動くと、日経平均も連動して値動きが荒くなる公算が大きい。
ところで、個人投資家が2013年に株式や投資信託の売却で得た利益は5兆円を超える規模に達したもようだと伝わっている。この投資で潤った個人マネーの一部は今後も市場に再流入することが予想される。そしてこれが、相場の下支え要因となるだろう。ただし、この資金は逆張りのため、残念だが、相場を押し上げることはないとみている。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)