
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
02月17日 07時52分
本日の相場見通し/反発スタートも、円高で日経平均の上値は重い
14日の米国株式市場では、NYダウは大幅続伸、前日比126.80ド高の16154.39ドルだった。ダウの週間の上げ幅は360.31ドルとで、13年12月16日の週以来、約2カ月ぶりの大きさだった。一方、ナスダック総合株価指数は7日続伸、同3.353ポイント高の4244.025ポイントと、2000年7月17日以来、約13年7カ月ぶりの高値を付けた。恐怖指数(VIX指数)は同0.57(4.03%)安の13.57だった。2月の米消費者態度指数の速報値は81.2と、市場予想の80程度を上回った。また、ユーロ圏の2013年10~12月期の域内GDPが3四半期連続でプラス成長となった。これらが好感された。
NY円相場は3日続伸し、前日比40銭円高・ドル安の1ドル=101円75~85銭で取引を終えた。1月の米鉱工業生産指数は市場予想の前月比0.3%上昇に反して0.3%低下だった。これがドル売り材料になった。円は対ユーロで反発し、前日比35銭円高・ユーロ安の1ユーロ=139円40~50銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は続落した。WTI期近の3月物は前日比0.05ドル安の1バレル100.30ドルで取引を終えた。NY金先物相場は8日続伸した。4月物は前日比18.5ドル高の1トロイオンス1318.6ドルで終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)3月物は14440円大証清算値比110円高だった。
米株は堅調だが、円が対ドルでも対ユーロでの円高気味のため、日経平均の上値は重そう。想定レンジは14200円~14500円程度。また、20日公表の2月のHSBC中国PMIの数値次第では、再び世界的な株安のきっかけになると警戒感が強いため、買い手控え気分は強い状況が続くだろう。また、FRBは19日にFOMC(1月28~29日開催)の議事要旨を公表する。この内容を見極めたいともムードも強まる見通しだ。
日経平均はテクニカル的には200日移動平均線(14日現在14463.62円)が抵抗しよう。仮にこれを上抜けても、5日移動平均線(同14565.71円)が強力なレジスタンスとして機能するとみている。なお、物色面では、川崎重工業(7012)が2017年をメドに、水素を燃料とする火力発電設備を、世界に先駆けて量産すると伝わり、水素・燃料電池関連が賑わいそう。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)