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カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

02月13日 07時42分

本日の相場見通し/日経平均も前日終値付近で膠着へ

12日の米国株式市場では、NYダウは5日ぶりに反落、前日比30.83ドル安の15963.94ドル、一方、ナスダック総合株価指数は5日続伸、同10.243ポイント高の4201.288ポイントだった。恐怖指数(VIX指数)は同0.21(1.45%)安の14.30だった。利益確定売りが優勢だった。一方、セントルイス連銀のブラード総裁が、2014年の米実質GDPが3%以上増えるとの認識を示したことはサポート要因だった。個別では、利益と売上高の見通しを下方修正したP&Gや、UBSが投資判断を引き下げたアマゾンなどが下落した。

NY円相場は反発し、前日比15銭円高・ドル安の1ドル=102円45~55銭で取引を終えた。円は対ユーロで反発し、前日比65銭円高・ユーロ安の1ユーロ=139円30~40銭で取引を終えた。「ECB幹部が、中銀預金金利をマイナスにすることを検討している」と伝わった。これがユーロ売り材料になった。

NY原油先物相場は反発した。WTI期近の3月物は前日比0.43ドル高の1バレル100.37ドルで取引を終えた。NY金先物相場は6日続伸した。4月物は前日比5.2ドル高の1トロイオンス1295.0ドルで終えた。

シカゴ日経平均先物3月限(円建て)は14780円大証清算値比10円高だった。

米株及び円相場に方向感がないため、本日の日経平均も前日終値付近で膠着する見通し。想定レンジは14650円~14850円。日経平均は12日までの3営業日で終値ベースで644.94円(4.57%)上昇した。また、ザラ場ベースでは、5日の安値13995.86円から12日の高値14874.79円まで上昇した。5営業日で878.93円(6.28%)の上昇だ。テクニカル的にも26週移動平均線(13日現在14871.26円)が抵抗として機能している。以上のことから、14800円台では、戻りが一服しやすい水準に達しつつある。

ちなみに、昨年12月30日の16320.22円から今年2月5日の13995.86円までの下落幅は2324.36円。この38.2%戻しが14883.77円、半値戻しが15158.04円。また、25日移動平均線は12日現在15240.89円だ。よって、26週移動平均線や38.2%戻しをクリアするようなら、半値戻しや、25日移動平均線を目指す公算だ。現時点では、その確率は5分5分とみており、これはひとえに今後の円相場次第と考える。

物色面では、再生医療の特許期間を延長する方針を固めたと伝わり、バイオ関連が賑わいそう。また、米エネルギー省が11日までに、日本勢の3カ所4事業すべてを承認したため、シェールガス関連へも物色の矛先が向かいそう。そして、ジャパンディスプレイの東京証券取引所への上場が週内にも承認される見通しとなったと伝わり、同関連株への関心も高まりそうだ。

個別では、MSCIは12日、「標準指数」に、新たにセイコーエプソン(6724)を組み入れる。一方、野村不動産オフィスファンド投資法人(8959)を除外した。セイコーエプソンにはポジティブに作用しよう。 (株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)