< 来週の相場見通し/調整一巡から再び騰勢が強まる公算

本日の相場見通し/連休明けの日経平均は大幅に反落する見通し >

カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

01月10日 17時03分

来週の為替見通し/1ドル=104.00-107.00円を想定

今週の円相場は上値が重かった。年末年始明けの日経平均株価が急落したことでリスク回避目的の円買いが先行。米長期金利の低下も円買い・ドル売りを誘い103.91円まで値を伸ばした。ただ、上値では戻り売り意欲が強かったうえ、本邦輸入勢から断続的な売りが出て104円台半ばまで伸び悩んだ。8日の日経平均株価が大幅高となったことで円売りが継続すると105.135円まで下げ足を速めた。もっとも、市場では「105円台には本邦輸出勢などの円買いが観測されている」との指摘があり、下値の堅さも確認されると104円台後半での持ち高調整が続いた。

来週、米国では13日に12月米月次財政収支、14日に12月米小売売上高、12月米輸入物 価指数、11月米企業在庫、15日に1月米ニューヨーク連銀製造業景気指数、12月米卸売物価指数(PPI)、米地区連銀経済報告(ベージュブック)、16日に12月米消費者物価指数(CPI)、米新規失業保険申請件数、11月対米証券投資動向、1月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数、1月全米ホームビルダー協会(NAHB)住宅市場指数、17日に12月米住宅着工件数、12月米建設許可件数、12月米鉱工業生産指数、12月米設備稼働率、1月米消費者態度指数(ミシガン大調べ、速報値)が発表される。

また、13日にロックハート米アトランタ連銀総裁、14日にプロッサー米フィラデルフィア連銀総裁、フィッシャー米ダラス連銀総裁、15日にエバンズ米シカゴ連銀総裁、16日にウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁、バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長、17日にラッカー米リッチモンド連銀総裁が講演を行う。

来週の円相場はさえない展開となりそうだ。1ドル=104.00-107.00円を想定している。104円台前半から本邦輸入勢などの円売り注文が並んでいる一方、105円台では本邦輸出勢の円買い注文が見られ、実需筋のオーダーが両サイドに観測されていることで目先方向感が出づらくなっている。ただ、2007年6月安値の124.14円から2011年10月高値の75.311円の上昇局面におけるフィボナッチ61.8%押しの105.487円を下抜ければ下値余地が広がるとみている。いずれにしても株価動向に左右される展開となりそうだ。

10日発表の12月米雇用統計を受けて、バーナンキFRB議長や米連邦公開市場委員会(FOMC)投票メンバーであるプロッサー米フィラデルフィア連銀総裁、フィッシャー米ダラス連銀総裁から金融政策に関する発言があるか見定めたい。

(グローバルインフォ株式会社)