
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
12月27日 15時08分
来週の相場見通し/大納会は、高値圏での膠着相場だが、ブレるなら「上」
来週は、大納会(30日)の1日立会いだ。円安・米株高を背景に、日経平均は高値圏で2013年の相場が終わる公算が大きい。当面の日経平均は、25日移動平均ベースのボリンジャーバンドの+2σ(27日現在16116.75円)をサポートに動く、若しくは、+1σ(同15856.41円)と+2σとの間での「バンド・ウォーク」を想定している。
27日まで日経平均は8連騰で、連日で年初来高値を更新した。8日間の終値ベースの上昇幅は1026.03円と1000円を超え、2007年11月以来約6年1カ月ぶりの高値となった。この主因は円安だ。27日午前の東京外国為替市場で円は2008年10月6日以来5年2カ月ぶりに1ドル=105円の節目を下回った。また、1月に始まるNISAを使った株の購入も、一部の証券会社で26日から可能になった影響も大きい。
今年も残すところ、30日の大納会のみだ。確かに短期的に過熱感はあるが、それに勝る先高観があるため、少なくとも年内は堅調な相場が続くとみてよいだろう。米株が調整したり、円相場が大幅に円高に振れない限り、日本株が本格的な調整に入るとは考え難い。もちろん、12月31日~1月5日までの長い正月休みであることから、大納会では、利益確定売り、ポジション調整売りが上値では相当量出ることが予想される。一方、下値では押し目買い意欲が旺盛なため、結局、大納会は、高値圏での膠着相場となろう。なお、ブレるなら「上」とみており、その際は、16500円付近を意識しておきたい。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)