
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
12月27日 08時06分
本日の相場見通し/過熱感はあるが、それに勝る先高観がある
26日の米国株式市場では、NYダウは6日続伸、24日終値比122.33ドル高の16479.88ドルと、6日連続で過去最高値を更新した。ナスダック総合株価指数も4日続伸、同11.763ポイント高の4167.180ポイントと、2000年9月1日以来の高値を付けた。恐怖指数(VIX指数)は同0.15(1.20%)安の12.33だった。新規失業保険申請件数は前週比4万2000件減の33万8000件と、市場予想より少なかった。大量の注文が配送の遅れにつながり、ネットサイトを通じて消費者が購入した商品がクリスマスの期限までに届かない事例が多発していると、米主要メディアが相次いで報じた。これらが好感された。
NY円相場は3日続落し、24日比45銭円安・ドル高の1ドル=104円75~85銭で終えた。円は対ユーロで3日続落し、24日比70銭円安・ユーロ高の1ユーロ=143円45~55銭で終えた。
NY原油先物相場は続伸した。WTI期近の2014年2月物は24日比0.33ドル高の1バレル99.55ドルで取引を終えた。NY金先物相場は続伸した。2014年2月物は24日比9.0ドル高の1トロイオンス1212.3ドルで終えた。
シカゴ日経平均先物3月限(円建て)は16240円大証清算値比変わらずだった。
昨日まで日経平均は7連騰で、連日で年初来高値を更新している。7日間の上昇幅は1021.53円と1000円を超え、2007年11月以来約6年1カ月ぶりの高値となった。この主因は円安だ。円相場は26日午前に1ドル=104円85銭近辺と、08年10月以来5年2カ月ぶりの円安・ドル高水準となった。また、1月に始まるNISAを使った株の購入も、一部の証券会社で26日から可能になった影響も大きい。
今年も残すところ、本日と30日の大納会の2日立会いだ。過熱感はあるが、それに勝る先高観があるため、少なくとも年内は堅調な相場が続くだろう。米株が調整したり、円相場が大幅に円高に振れない限り、日本株が本格的な調整に入るとは考え難い。なお、本日は7連騰していること、週末であることから利益確定売り、ポジション調整売りが上値では相当量出ることが予想される。一方、下値は下値で堅いため、結局、高値圏での膠着相場となろう。日経平均の想定レンジは16000円~16300円程度だ。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)