
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
12月24日 07時50分
本日の相場見通し/閑散相場の中、225は16000円回復へ
23日の米国株式市場は続伸し、NYダウは4日続伸、前週末比73.47ドル高の16294.61ドルと、4日連続で過去最高値を更新した。ナスダック総合株価指数は続伸し、同44.162ポイント高の4148.903ポイントと2000年9月1日以来、ほぼ13年4カ月ぶりの高値で終えた。恐怖指数(VIX指数)は同0.75(5.44%)安の13.04だった。
23日発表の11月の個人所得・支出統計によると、消費支出が前月比0.5%増加し、5カ月ぶりの大きな増加率となった。これが好感された。また、食品とエネルギー価格を除いたコアPCE価格指数は前年比で1.1%上昇だった。FRBが目標とする2%を引き続き下回っているため、資産買い入れ縮小ペースはゆっくりしたものとなり、且つ、長期間、金利をゼロ近辺に据え置く可能性があるとの期待が高まった。
NY円相場は3日ぶりに反落し、前週末比5銭円安・ドル高の1ドル=104円05~15銭で終えた。円は対ユーロでも3日ぶりに反落し、前週末比35銭円安・ユーロ高の1ユーロ=142円60~70銭で終えた。
NY原油先物相場は下落した。WTI期近の2014年2月物は前週末比0.41ドル安の1バレル98.91ドルで終えた。NY金先物相場は反落した。2014年2月物は前週末比6.7ドル安の1トロイオンス1197.0ドルで終えた。
シカゴ日経平均先物3月限(円建て)は16045円大証清算値比175円高だった。
米株が「サンタ・ラリー」で堅調である上、1ドル=104円台の円安を好感し、本日の日経平均はザラ場ベースの年初来高値である5月23日の15942.60円を上抜き、16000円大台を回復する見通し。想定レンジは15900円~16100円程度。だが、欧米勢中心にクリスマスを前に休暇をとる市場参加者が多く、商いの盛り上がりは期待薄だ。
物色面では、経済産業省は次世代のエネルギーとして注目されるメタンハイドレートの埋蔵量を日本海側で集中的に調査すると伝わり、同関連銘柄が人気化しそう。また、経済産業省は民間と連携し、1万世帯の電力使用の状況を把握して節電につなげる事業を2014年度から始めるとも伝わり、この関連銘柄にも物色の矛先が向かいそうだ。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)