
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
12月05日 07時45分
本日の相場見通し/日経平均は引き続き調整が見込まれる
4日の米国株式市場では、NYダウは4日続落、前日比24.58ドル安の15889.77ドル、一方、ナスダック総合株価指数は3日ぶりに反発、同0.80ポイント高の4038.00ポイントだった。10月の米新築住宅販売は40万4000件と、前月比で25.4%増えたことや、ADP民間雇用統計が予想を上回る力強い内容となったことで、FRBが早期に量的金融緩和策の縮小に踏み切るとの警戒感が強まった。6日の11月の雇用統計発表を控えていることもあり、ポジション調整、及び、利益確定売り圧力が強かった。
NY円相場は続伸し、前日比20銭円高・ドル安の1ドル=102円30~40銭で取引を終えた。円は対ユーロでも続伸し、前日比20銭円高・ユーロ安の1ユーロ=139円05~15銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は4日続伸した。WTI期近の2014年1月物は前日比1.16ドル高の1バレル97.20ドルで取引を終えた。NY金先物相場は3日ぶりに反発した。2014年2月物は前日比26.4ドル高の1トロイオンス1247.2ドルで終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)12月物は15405円大証清算値比65円安だった。
米株の上値が重く、円安が一服していることもあり、本日の日経平均は引き続き調整が見込まれる。想定レンジは15300円~15500円程度。基本は円相場次第の相場で、円高なら15300円方向へ向かう公算が大きい。ただし、弱いのは主力株だけで、投機マネーが流入する仕手系材料株や、IPO、ネット関連は強い動きとなり、相場の体感温度は高い状況が続くだろう。
12月入りを契機に世界的な株高はいったん休止し、利益確定売り圧力が強まっている。日本では、この調整が13日のメジャーSQまでは続くとみている。この間は、裁定売買やインデックス売買の影響を受け難い小型株が狙われるのは必然と考える。当面は、アクティブ個人や証券自己の存在感が増す、典型的な「師走相場」となりそうだ。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)