
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
12月03日 08時13分
本日の相場見通し/日経平均はシカゴ終値付近で一進一退の膠着相場
2日の米国式市場では、NYダウは続落し、前週末比77.64ドル安の16008.77ドル、ナスダック総合株価指数は7日ぶりに反落し、同14.63ポイント安の4045.26ポイントだった。恐怖指数(VIX指数)は同0.53(3.87%高)の14.23だった。全米小売業協会(NRF)が1日発表した4日間の小売売上高が前年同期比で減少したことが嫌気された。また、スリーエムがアナリストの投資判断引き下げを受けて、1銘柄でダウを約37ドル押し下げた。一方、11月のISM製造業景況感指数が57.3となり約2年半ぶりの水準に上昇した。市場予想に反して前月から上昇したことはサポート要因だった。
NY円相場は3日続落し、前週末比50銭円安・ドル高の1ドル=102円90銭~103円00銭で取引を終えた。一時は103円13銭まで下落し、5月23日以来、約半年ぶりの安値を付けた。円は対ユーロで7日続落した。前週末比25銭円安・ユーロ高の1ユーロ=139円35~45銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は続伸した。WTI期近の2014年1月物は前週末比1.10ドル高の1バレル93.82ドルで取引を終えた。NY金先物相場は反落した。2014年2月物は前週末比28.5ドル安の1トロイオンス1221.9ドルで取引を終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)12月物は15750円大証清算値比60円高だった。
米株は軟調ながらも、円安基調を受け、本日の日経平均は3日ぶりに反発してスタートしそう。だが、短期的な過熱感もあり、結局、シカゴ終値付近で一進一退の膠着相場になるとみている。想定レンジは15600円~15850円程度。6日発表の11月の米雇用統計などを見極めたいとのムードも強い状況が続きそうだ。
物色面では、政府・与党は2日、来年3月に期限が切れる新築住宅の固定資産税を2分の1にする特例措置を2年間延長する調整に入ったと伝わり、不動産関連が賑わいそう。また、5日にまとめる予定の5兆円超の経済対策の素案では、公共事業を1兆円程度積み増し、東京五輪開催をにらんだ首都圏の環状道路整備などを前倒し、医療・介護施設のREIT上場推進などが伝わり、これらに関連する銘柄群も狙われそうだ。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)