
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
11月25日 08時15分
本日の相場見通し/円安基調のため、本日の日経平均は堅調推移が見込まれる
22日の米株国式市場は続伸、NYダウは前日比54.78ドル高の16064.77ドルと、連日で過去最高値を更新した。ダウが週間ベースで上昇するのは7週連続。ナスダック総合株価指数は同22.50ポイント高の3991.65ポイントと、00年9月7日以来、約13年2カ月ぶりの高値を付けた。恐怖指数(VIX指数)は同0.40(3.16%)安の12.26だった。米国の緩和的な金融政策がしばらく続くとの見方が相場を支え続けた。
NY円相場は続落し、前日比10銭円安・ドル高の1ドル=101円20~30銭で終えた。円は対ユーロで大幅に続落し、前日比1円ちょうど円安・ユーロ高の1ユーロ=137円25~35銭で終えた。
NY原油先物相場は下落した。WTI期近の1月物は前日比0.60ドル安の1バレル94.84ドルで終えた。NY金先物相場は3日ぶりに反発した。12月物は前日比0.5ドル高の1トロイオンス1244.1ドルで終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)12月物は15530円大証清算値比100円高だった。
米株が堅調で、円相場も円安基調のため、本日の日経平均は堅調推移が見込まれる。想定レンジは15400円~15600円程度。5月23日(15942.60円)の絶対期日の11月22日を無事通過したことで、信用需給は劇的に改善し、個人信用の売り圧力は本日以降大幅に低下する公算が大きい。
ところで、11月第2週の外国人の買越額は1兆1720億円。4月第2週の1兆5865億円以来、約7カ月ぶりの多さだった。一方、個人投資家はこの週、1兆1526億円を売り越した。4月第2週の8848億円を上回り、統計を始めた1982年7月以降で最大だ。この傾向は第3週も継続している可能性が高く、個人の売り越し額はさらに膨らんだ可能性がある。しかし、個人はもともと逆張りを好む。このため、この売却代金は近い将来の押し目で再び市場に回帰するだろう。つまり、師走相場に向けて、潤沢な待機資金が出来たとみている。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)