
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
11月14日 08時11分
本日の相場見通し/日経平均の想定レンジは14600円~14800円程度
13日の米国株式市場では、NYダウは反発、前日比70.96ドル高の15821.63ドルと、過去最高値を2日ぶりに更新した。S&P500種株価指数も反発し、同14.31ポイント高の1782.00ポイントと、過去最高値を約2週間ぶりに更新した。そして、ナスダック総合株価指数は4日続伸し、同45.66ポイント高の3965.58ポイントと、2000年9月8日以来約13年2カ月ぶりの高値で取引を終了した。恐怖指数(VIX指数)は同0.30(2.34%)安の12.52だった。14日のイエレンFRB副議長の次期FRB議長就任に向けた公聴会で、イエレン氏が緩和策の長期化を示唆するとの思惑が強まった。
NY円相場は3日ぶりに反発し、前日比45銭円高・ドル安の1ドル=99円15~25銭で取引を終えた。FRBは取引終了間際の午後4時半ごろ、イエレン氏の議会証言の草稿を予告なく発表した。失業率について「なお高すぎる」などと説明。緩和的な金融政策が長期化するとの連想が働いて円買いに拍車を掛けたという。円は対ユーロで横ばい。前日と同じ1ユーロ=133円80~90銭で終えた。
NY原油先物相場は反発した。WTI期近の12月物は前日比0.84ドル高の1バレル93.88ドルで取引を終えた。NY金先物相場は5日続落した。12月物は前日比2.8ドル安の1バレル1268.4ドルで終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)12月物は14720円大証清算値比120円高だった。
好調な米株と対ドルでの円安一服、好悪材料が綱引きする格好ながら、本日の寄り付きは好材料に反応し買いが先行しよう。日経平均の想定レンジは14600円~14800円程度。上値では利食い売りが出るだろうが、下値は下値でここ最近の相場の急騰で評価損を抱えた売り方の買戻しニーズがあり、相当堅いとみている。また、出遅れた投資家の押し目買いニーズも下値では強そうだ。
物色面では、電力システム改革のための改正電気事業法が成立し、競争環境の整備に道筋がついたと伝わり、同関連が賑わいそうだ。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)