
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
11月11日 06時05分
本日の相場見通し/米株上昇・円安を受け、日経平均は3日ぶりに反発へ
8日の米国株式市場では、NYダウは大幅反発、前日比167.80ドル高の15761.78ドルと、2日ぶりに過去最高値を更新した。ナスダック総合株価指数は3日ぶりに反発、同61.90ポイント高の3919.23ポイント、2000年9月8日以来、13年2カ月ぶりの高値を付けた。恐怖指数(VIX指数)は同1.01(7.26%)安の12.90だった。10月の米雇用統計は、非農業部門の雇用者数が前月比20万4000人増と、政府機関の一部閉鎖で10万~12万人程度にとどまるとの市場予想を大幅に上回った。9月、8月分もそれぞれ上方修正された。これが好感された。
NY円相場は反落し、前日比95銭円安・ドル高の1ドル=99円00~10銭で取引を終えた。米長期金利が大幅に上昇し、日米金利差が拡大がドル買い材料になった。円は対ユーロで反落し、前日比85銭円安・ユーロ高の1ユーロ=132円45~55銭で終えた。
NY原油先物相場は反発した。WTI期近の12月物は前日比0.40ドル高の1バレル94.60ドルで終えた。NY金先物相場は続落した。12月物は前日比23.9ドル安の1トロイオンス1284.6ドルで終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)12月物は14260円大証清算値比170円高だった。
米株上昇・円安を受け、本日の日経平均は3日ぶりに反発する見通し。想定レンジは14200円~14400円程度。なお、終値で25日移動平均線(8日現在14306.51円)を超えてこないと調整ムードは続く公算が大きい。一方、26週移動平均線(同14055.71円)を終値で下回らない限り、下値不安が強まることもないだろう。
ところで、国内では、政府は金融・資本市場の活性化に向け、新たな私的年金の創設などを柱とする成長戦略をつくると伝わっている。また、政府が地域を限定して大胆な規制緩和や税優遇を認める国家戦略特区の対象地域に、首都圏、東海圏、近畿圏の三大都市圏のほか、沖縄県や新潟県、北海道が候補に挙がっていることが9日、明らかになったとも報じられている。このような政府の取り組みは市場にポジティブに受け止められると考える。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)