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カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

11月08日 07時50分

本日の相場見通し/米株の大幅安と円高を受け、日経平均は大幅に続落

7日の米国株式市場では、NYダウは大幅に反落し、前日比152.90ドル安の15593.98ドル、ナスダック総合株価指数は大幅に続落し、同74.62ポイント安の3857.33ポイントだった。恐怖指数(VIX指数)は同1.24(9.79%)高の13.91。10月の米雇用統計の発表を8日に控え買い手控え気分が強い中、GDPの中身が嫌気された。7~9月期の米実質GDP速報値は年率換算で2.8%増と、2012年第3四半期以来の高い伸びとなったが、これは在庫投資の伸びが一因で、内需の柱である個人消費と民間設備投資が大幅に減速したため、10~12月期以降の反動減が警戒された。

NY円相場は反発し、前日比55銭円高・ドル安の1ドル=98円05~15銭で取引を終えた。円は対ユーロで大幅反発。前日比1円75銭円高・ユーロ安の1ユーロ=131円60~70銭で取引を終えた。ECBは7日、主要政策金利であるリファイナンス金利を25ベーシスポイント引き下げ、過去最低となる0.25%にするとともに、流動性供給措置を2015年半ばまで継続する方針を表明した。これがユーロ売り材料になった。

NY原油先物相場は反落した。WTI期近の12月物は前日比0.60ドル安の1バレル94.20ドルで取引を終えた。NY金先物相場は反落した。12月物は前日比9.3ドル安の1トロイオンス1308.5ドルで取引を終えた。

シカゴ日経平均先物12月限(円建て)は14010円大証清算値比240円安だった。

米株の大幅安と対ユーロ、対ドルでの円高を受け、本日の日経平均は大幅に続落してスタートする見通し。米雇用統計を控えた週末でもあり、買い手控え気分が強い中、寄り付き段階からヘッジ売りが225先物に出て225先物がディスカウント状態になり、裁定解消売りが断続的に誘発されて、225現物指数の下げ幅が拡大する展開が取引序盤は見込まれる。ただし、ドル/円相場が1ドル=97円60銭付近を大幅に下回り円高に振れない限り、売り一巡後は、本日に関しては下値は限定的とみている。日経平均の想定レンジは13900円~14200円程度。

ところで、7日にニューヨーク証券取引所に上場したツイッターの株価は急騰して一時50.09ドルと、新規株式公開価格の26ドルの2倍近くになったが、終値は44.90ドルで初値の45.10ドルを下回った。ツイッター株が高値圏で引けていれば、東京市場でもネット関連が短期資金のラストリゾートとなっただろうが、情勢は厳しそうだ。なお、外部環境が不透明なため、相場全体としてはほぼ全面安の中、短期資金は、裁定売買やインデックス売買の影響を受け難い、内需系小型株に集まることが予想される。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)