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カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

11月01日 07時32分

本日の相場見通し/好悪材料が相殺され、本日の日経平均はもみあい

10月31日の米国株式市場は続落し、NYダウは前日比73.01ドル安の15545.75ドル、ナスダック総合株価指数は同10.91ポイント安の3919.71ポイントだった。恐怖指数(VIX指数)は同0.10(0.73%高)の13.75だった。10月のシカゴ購買部協会景気指数(PMI)は大幅上昇し、2011年3月以来の高水準になったため、量的金融緩和が長期化するとの期待がやや後退し、売りが優勢になった。

NY円相場は5日ぶりに反発し、前日比15銭円高・ドル安の1ドル=98円30~40銭で取引を終えた。円は対ユーロで6日ぶりに大幅に反発し、前日比1円75銭円高・ユーロ安の1ユーロ=133円55~65銭で取引を終えた。ユーロ圏の10月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比0.7%上昇だった。上昇幅は2009年11月以来、3年11カ月ぶりの小ささ。また、ユーロ圏の9月の失業率(速報値)は1999年の単一通貨ユーロ創設以来の最高だった。これらがユーロ売り材料になった。

NY原油先物相場は3日続落した。WTI期近の12月物は前日比0.39ドル安の1バレル96.38ドルで終えた。NY金先物相場は大幅反落した。12月物は前日比25.6ドル安の1トロイオンス1323.7ドルで終えた。

シカゴ日経平均先物(円建て)12月物は14445円大証清算値比95円高だった。

米株続落、対ドルでの円安一服に加え、本日は3連休を控えた週末だ。これは需給面でネガティブ。一方、昨日は月末の特殊要因を背景に、大引けにかけ、日経平均は急落した。この特殊要因が剥落する点は、需給面でポジティブ。このように好悪材料が相殺され、本日の日経平均は昨日の取引レンジ(14324.17円~14516.08円)内のボックス相場を想定する。

なお、昨日の日経平均は終値で再び25日移動平均線(31日現在14370.13円)を割り込んだ。一方、5日移動平均線(同14328.10円)は一応、サポートとして機能した。今後、5日移動平均線が明確に上向くようなら、10月25日の14088.19円が当面の底値になる公算。しかし、本日以降、5日移動平均線を下回ったり、同線が下降を続けるようだと、下振れリスクを抱えながら、調整は長引くだろう。現状の相場付きをみると、確率は5分5分で正直見通し難い。

だが、想定外の悪材料が飛び出さないのであれば、10月25日の14088.19円は当面の底値になる確率は7分から8分程度に上がると考えている。その理由は、国内では、アベノミクスと黒田バズーカへの信頼。海外では、米金融政策への信頼と、先行き米国景気の回復期待及び、欧州圏経済の底入れ期待だ。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)