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カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

10月30日 07時37分

本日の相場見通し/日経平均は反発スタート、買い一巡後は高値もみあい

29日の米株式市場では、NYダウは大幅反発、前日比111.42ドル高の15680.35ドルと、9月18日の過去最高値を約1カ月半ぶりに更新した。ナスダック総合株価指数は反発し、同12.21ポイント高の3952.34ポイントと、2000年9月8日以来の高値で終えた。S&P500種株価指数は4日続伸し、前日比9.84ポイント高の1771.95ポイントと最高値を連日で更新した。恐怖指数(VIX指数)は同0.10(0.75%)高の13.41だった。FOMCでは現行政策を維持するとの見方が大勢を占め、且つ、量的金融緩和策が2014年3月まで続くとの見方が一段と高まったことが買い材料になった。

NY円相場は3日続落し、前日比50銭円安・ドル高の1ドル=98円15~25銭で取引を終えた。円は対ユーロで4日続落し、前日比30銭円安・ユーロ高の1ユーロ=134円90銭~135円ちょうどで取引を終えた。

NY原油先物相場は4日ぶりに反落した。WTI期近の12月物は前日比0.48ドル安の1バレル98.20ドルで取引を終えた。NY金先物相場は続落した。12月物は前日比6.7ドル安の1トロイオンス1345.5ドルで終えた。

シカゴ日経平均先物(円建て)12月物は14485円大証清算値比115円高だった。

米株高、円安を受け、本日の日経平均は反発スタートする見通し。想定レンジは14300円~14500円程度。しかし、買い一巡後は、30日まで開催されるFOMCの結果や声明の発表を見極めたいとのムードが強まり、積極的な売買は手控えられる公算が大きい。一方、31日の日銀の金融政策決定会合でのETFの買い入れ枠増額への期待が下値をサポートしよう。ちなみに、25日時点で日銀が購入したETFは総額2兆3696億円と、日銀が示す2013年末2兆5000億円という見通しまであと1304億円に迫っている。

物色面では、自民党の東日本大震災復興加速化本部の第3次提言で、東電福島第1原子力発電所の汚染水対策の遅れを防ぎ廃炉を円滑に進めるため、東電の関連部門の分社化を検討するよう促すと伝わり、引き続き、関連銘柄が賑わいそう。また、政府はビッグデータを活用した交通基盤づくりに乗り出すとも伝わり、この関連銘柄にも物色の矛先が向かいそうだ。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)