
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
10月28日 07時13分
本日の相場見通し/日経平均は底堅く推移しそうだが、上値も重そう
25日の米国株式市場では、NYダウは続伸、前日比61.07ドル高の15570.28ドルと、9月19日以来、約1カ月ぶりの高値で終えた。ナスダック総合株価指数は同14.40ポイント高の3943.36ポイントと、2000年9月8日以来の高値を付けた。そして、S&P500種株価指数は同7.70ポイント高の1759.77ポイントと、過去最高値を更新した。恐怖指数(VIX指数)は同0.11(0.83%)安の13.09だった。9月の米耐耐久財受注額は前月比3.7%増となり市場予想の同2.5%増を上回ったことが好感された。
NY円相場は4日ぶりに反落し、前日比15銭円安・ドル高の1ドル=97円40~50銭で取引を終えた。円は対ユーロで続落した。前日比20銭円安・ユーロ高の1ユーロ=134円40~50銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は続伸した。WTI期近の12月物は前日比0.74ドル高の1バレル97.85ドルで取引を終えた。NY金先物相場は続伸した。12月物は前日比2.2ドル高の1トロイオンス1352.5ドルで終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)12月物は14205円大証清算値比85円高だった。
米株が堅調で、円高が一服したことで、本日の日経平均は底堅く推移しそう。想定レンジは14000円~14300円程度。しかし、FOMCを29~30日に控え、米金融政策の先行きを見極めたいとのムードは強く、積極的な買いは期待し難い。テクニカル的には、25日移動平均線(25日現在14422.51円)及び5日移動平均線(同14481.49円)を下回っている限り、相場は調整局面であり、25日移動平均線を超えるまでは下振れし易い状況が続くと覚悟しておきたい。
物色面では、東京電力(9501)は次世代電力計(スマートメーター)の導入を加速すると伝わり、同関連が賑わいそう。また、政府は、太陽光に続く再生可能エネルギーの柱として風力発電の育成に乗り出すとも伝わり、この関連銘柄群も賑わいそう。さらに。コメの収穫量を絞り米価を維持する減反(生産調整)政策を5年後に廃止する案が政府・与党内で浮上しているとも報じられ、コメ関連中心に農業関連にも物色の矛先が向かいそうだ。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)