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カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

10月24日 07時59分

本日の相場見通し/日経平均は続落、想定レンジは14200円~14500円

23日の米国株式市場では、NYダウは反落し、前日比54.33ドル安の15413.33ドル、ナスダック総合株価指数は6日ぶりに反落し、同22.50ポイント安の3907.07ポイントだった。キャタピラーの7~9月期決算が大幅減益だったうえ、通期の業績見通しを引き下げたことが嫌気された。

NY円相場は続伸し、前日比75銭円高・ドル安の1ドル=97円35~45銭で終えた。円は対ユーロで3日ぶりに大幅に反発し、前日比1円10銭円高・ユーロ安の1ユーロ=134円10~20銭で取引を終えた。

NY原油先物相場は大幅下落した。WTI期近の12月物は前日比1.44ドル安の1バレル96.86ドルで取引を終えた。NY金先物相場は3日ぶりに反落した。12月物は前日比8.6ドル安の1トロイオンス1334.0ドルで取引を終えた。

シカゴ日経平均先物(円建て)12月物は14315円大証清算値比115円安だった。

米株下落と円高を受け、本日の東京株式市場は売り物でスタートし、ザラ場中に余程の好材料が飛び出さない限り、日経平均は続落する見通し。想定レンジは14200円~14500円程度。中国人民銀行(中央銀行)による金融引き締め観測に加え、中国政府が、保有するドルを売ってユーロなど他の通貨を買い、外貨準備の通貨分散をはかっているとの観測で、円高・ドル安バイアスが掛かり易くなった。これは日本株にはネガティブだ。この結果、本日の日経平均は上海株動向や、円相場の動向に対して神経質な動きを余儀なくされよう。

なお、11月5日から空売り規制が緩和される。現在のルールは2002年に導入され、株価が下がる局面では直近の株価より高い株価でなければ空売りできない。しかし、新しいルールでは、株価が10%以上の割合で前日終値よりも下げた場合、空売り価格に制限を設ける。つまり、原則として、空売りの価格に制限がなくなる。よって、売り圧力が強まるという意味で、この規制緩和への警戒感も強まっている。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)