
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
10月23日 07時43分
本日の相場見通し/日経平均は3日続伸してスタートも、上値は重そう
22日の米国株式市場では、NYダウは反発、前日比75.46ドル高の15467.66ドル、ナスダック総合株価指数は5日続伸し、同9.52ポイント高の3929.57ポイントと、2000年9月8日以来、約13年ぶりの高値を回復した。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数も5日続伸し、同10.01ポイント高の1754.67ポイントと、4日続けて過去最高値を更新した。恐怖指数(VIX指数)は同0.17(1.29%)高だった。9月の米雇用統計で、非農業部門の雇用者数は前月比14万8000人増と、18万人増程度との市場予想を下回った。また、翌10月は米政府機関の一部閉鎖に伴い、さらに米雇用が伸び悩むとの見方が多い。このため、FRBが量的金融緩和の縮小開始を来年以降に先送りするとの観測が強まった。
NY円相場は反発し、前日比5銭円高・ドル安の1ドル=98円10~20銭で取引を終えた。円は対ユーロで続落し、前日比90銭円安・ユーロ高の1ユーロ=135円20~30銭で取引を終えた。円は一時135円52銭と2009年11月4日以来、ほぼ4年ぶりの円安・ユーロ高水準を付けた。
NY原油先物相場は大幅続落した。WTI期近の11月物は前日比1.42ドル安の1バレル97.80ドルで取引を終えた。NY金先物相場は大幅続伸した。12月物は前日比26.8ドル高の1トロイオンス1342.6ドルで終えた。
シカゴ日経平均先物12月限(円建て)は14770円大証清算値比較60円高だった。
堅調な米株、対ユーロでの円安が好感され、本日の日経平均は3日続伸してスタートしそう。ただし、対ドルでは円高気味のため、上値は重いだろう。日経平均の想定レンジは14600円~14800円程度。注目の9月の米雇用統計発表後、売買代金が回復するようなら話は別だが、これまで通りの薄商いなら、引き続き、「閑散に売りなし」の状況が続きそう。なお、主力企業の2Qの決算内容等を見極めたいというムードから、薄商いは続く公算が大きい。
物色面では、政府が収穫量を絞ってコメの価格を維持する生産調整(減反)の見直しを議論していることがわかったと伝わり、農業関連が賑わいそう。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)