
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
10月02日 07時07分
本日の相場見通し/米株堅調も、円高気味のため、日経平均は調整色が強そう
1日の米国株式市場は3日ぶりに反発した。NYダウは前日比62.03ドル高の15191.70ドル、ナスダック総合株価指数は前日比46.50ポイント高の3817.98ポイントと、2000年9月21日以来、約13年ぶりの高値を付けた。恐怖指数(VIX指数)は同1.06(6.39%)安の15.54だった。9月のISM製造業景況感指数は56.2と、前月から改善し、55程度との市場予想も上回った。これが好感された。一方、米国では暫定予算が成立せずに2014会計年度に入り、連邦政府機関が一部閉鎖された。しかし、市場はこの状況は短期で解決されるとの楽観ムードが強かった。
NY円相場は3日続伸し、前日比20銭円高・ドル安の1ドル=97円95銭~98円05銭で終えた。円は対ユーロで上昇し、前日比30銭円高・ユーロ安の1ユーロ=132円50~60銭で終えた。
NY原油先物相場は3日続落した。WTI期近の11月物は前日比0.29ドル安の1バレル102.04ドルで取引を終えた。NY金先物相場は続落した。12月物は前日比40.9ドル安の1トロイオンス1286.1ドルで取引を取引を終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)12月物は14470円大証清算値比40円安だった。
米株堅調も、円相場が対ドルで円高気味のため、本日の日経平均は調整色が強そう。想定レンジは14300円~14600円程度。
政府は、2014年4月の消費税率8%への引き上げを決定した。また、安倍晋三首相は記者会見で、増税に備えて企業向け減税に加え、5兆円規模の経済対策を策定すると表明した。しかし、法人実効税率の引き下げについては、「真剣に検討を進めないといけない」と強調したものの、具体性に欠け、市場をやや失望させている。そうはいっても、消費増税と法人減税を背景に、財政健全化が進むとの期待から長期金利の急上昇が避けられると同時に、企業業績の改善も見込めるため、そうネガティブに捉える必要はないだろう。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)