
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
09月27日 07時02分
本日の相場見通し/米株反発を受け、本日の日経平均は堅調に推移
26日の米国株式市場では、NYダウは6日ぶりに反発し、前日比55.04ドル高の15328.30ドル、ナスダック総合株価指数は反発、同26.33ポイント高の3787.43ポイントだった。恐怖指数(VIX指数)は同0.05(0.36%)高の14.06だった。9月21日までの週の新規失業保険申請件数が前週から減少して6年ぶり低水準に迫り、市場予想を下回ったことが好感された。しかし、予算と連邦債務の上限引き上げを巡る米与野党対立が続き、協議の打開策がみえず、政府機関の閉鎖や連邦政府の債務上限到達への懸念は依然根強く、上値は重かった。
円相場は5日ぶりに反落し、前日比55銭円安・ドル高の1ドル=98円95銭~99円05銭で終えた。円は対ユーロで続落し、前日比35銭円安・ユーロ高の1ユーロ=133円45~55銭で終えた。
26日のNY原油先物相場は上昇した。WTI期近の11月物は前日比0.37ドル高の1バレル103.03ドルで終えた。NY金先物相場は反落した。12月物は前日比12.1ドル安の1トロイオンス1324.1ドルで取引を終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)12月物は14845円大証清算値比15円高だった。
米株反発を受け、本日の日経平均は堅調に推移する見通し。想定レンジは14700円~14900円程度。昨日の日経平均は14410.52円まで下落した後、「政府が、消費税増税に伴う経済対策で、焦点となっている法人税の実効税率引き下げについて「早急に検討を開始する」と明記する方向で調整に入ったことが26日分かった。」と、市場に伝わり、景色が一変した。また、自民党税制調査会は26日、政府が経済対策に盛り込む復興特別法人税の前倒し廃止について、容認する方向で調整に入ったとも伝わっている。これもポジティブ材料だ。
物色面では、東レ(3402)が炭素繊維で世界3位の米ゾルテックを買収すると伝わり、炭素繊維関連が賑わいそう。また、厚生労働省は労働規制の緩和の一環として、働く時間を労働者が柔軟に設定できる「裁量労働制」を拡大する方針を固めたとも報じられ、人材関連にも投資家の関心が向かいそうだ。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)