
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
09月24日 07時05分
本日の相場見通し/米株軟調で、円高推移で、日経平均は上値の重い展開
23日の米国株式市場では、NYダウは3日続落し、前週末比49.71ドル安の15401.38ドル、ナスダック総合株価指数は続落し、同9.44ポイント安の3765.29ポイントだった。恐怖指数(VIX指数)は同1.19(9.07%)高の14.31だった。セントルイス連銀のブラード総裁が量的金融緩和策による証券購入の減額について、10月にも始める可能性があるとの認識を示したと伝わったため、20日のNYダウは、前日比185.46ドル安だった。この地合いを引き継いだ。また、米政府予算や連邦債務の上限引き上げを巡る米与野党の交渉が難航するとの警戒感も強かった。さらに、23日からダウ構成銘柄に加わったゴールドマン・サックス、ビザ、ナイキがいずれも下落し、ダウを48ドル程度押し下げた。
NY円相場は続伸し、前週末比50銭円高・ドル安の1ドル=98円80~90銭で終えた。円は対ユーロで大幅続伸し、前週末比1円5銭円高・ユーロ安の1ユーロ=133円30~40銭で終えた。ECBのドラギ総裁が「必要ならば、追加の長期資金供給オペ(LTRO)を含むあらゆる手段をとる用意がある」と述べたことが、ユーロ売り材料になった。
NY原油先物相場は下落した。WTI期近の11月物は前週末比1.16ドル安の1バレル103.59ドルで取引を終えた。NY金先物相場は続落した。12月物は前週末比5.5ドル安の1トロイオンス1327.0ドルで終えた。
シカゴ日経平均先物12月限(円建て)は14585円大証清算値比95円安だった。
米株が軟調で、円高気味に推移しているため、本日の日経平均は上値の重い展開が予想される。想定レンジは14550円~14800円程度。日経平均は2020年の東京オリンピック招致が決まる前の6日の13860.81円から2週間で881.61円(6.36%)上昇した。また、20日時点で、25日移動平均線(20日現在13932.89円)との乖離率は5.81%だ。超過熱状態とはいえないが、特に上がる材料が見当たらないため、幅広い銘柄への利食い売りで上昇一服となる可能性は高そうだ。
ただし、9月末の配当権利付き最終日の25日までは、権利取りの買いが見込まれる上、裁定解消売りも出難いため、需給は良好だ。このため、下値は下値で相当堅いと考える。今日、明日の押し目メドは5日移動平均線(同14546.06円)とみている。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)