
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
09月12日 07時55分
本日の相場見通し/日経平均は高値圏で、膠着
11日の米国株式市場では、NYダウは3日続伸、前日比135.54ドル高の15326.60ドルと、8月14日以来約1カ月ぶりの高値だった。シリアへの対応で、オバマ米大統領が当面は外交的な努力を優先する考えを表明し、米国の軍事介入が先送りとなったことが好感された。一方、ナスダック総合株価指数は7日ぶりに反落し、同4.01ポイント安の3725.01ポイント。「iPhone」の新型機を前日に発表したアップルが大幅下落したことが、指数を押し下げた。恐怖指数(VIX指数)は同0.71(4.89%)安の13.82だった。
NY円相場は3日ぶりに反発し、前日比50銭円高・ドル安の1ドル=99円85~95銭で終えた。円は対ユーロで3日ぶりに反発し、前日比25銭円高・ユーロ安の1ユーロ=132円90銭~133円00銭で終えた。
NY原油先物相場は3日ぶりに反発した。WTI期近の10月物は前日比0.17ドル高の1バレル107.56ドルで取引を終えた。NY金先物相場は続落した。12月物は前日比0.2ドル安の1トロイオンス1363.8ドルで終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)9月物は14465円大証清算値比25円高だった。
NYダウは3営業日続けて前日比で100ドル超上昇したが、ナスダック総合株価指数は7日ぶりに反落した。円相場も円安が一服している。このため、本日の日経平均は高値圏で、膠着する見通し。10日と11日の取引レンジ(14296.78円~14561.46円)が本日の想定レンジだ。
昨日の物色傾向では、東京五輪開催決定を受けて急激に買い上げられたゼネコン、不動産、含み資産株の上昇が総じて一服。一方、カジノ、NTTドコモ(9437)によるiPhone取扱メリット、携帯コンテンツ、電子書籍、バイオ関連などが物色されていた。このように、ゼネコンに象徴されるオリンピック関連一辺倒の集中物色は是正されつつある。これはこれで、当然の流れであり、健全な物色傾向だ。今後は、循環物色に移行するとみておきたい。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)