
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
09月09日 07時09分
本日の相場見通し/東京開催が決まり、日経平均は急反発へ
6日の米国株式市場は4日ぶりに反落し、NYダウは前日比14.98ドル安の14922.50ドル、一方、ナスダック総合株価指数は4日続伸し、同1.23ポイント高の3660.01ポイントだった。恐怖指数(VIX指数)は同0.08(0.51%)高の15.85だった。ロシアのプーチン大統領がG20サミット後の記者会見で、米国が軍事介入した場合でもロシアはシリアへの支援を継続すると語ったと伝わったことが嫌気された。なお、8月の米雇用統計で、非農業部門の雇用者数が前月から16万9000人増となったが、増加幅は市場予想の17万~18万人を下回り、過去2カ月の数字も下方修正された。
NY円相場は4日ぶりに反発し、前日比95銭円高・ドル安の1ドル=99円10~20銭で終えた。円は対ユーロで続伸し、前日比60銭円高・ユーロ安の1ユーロ=130円70~80銭で終えた。
NY原油先物相場は続伸した。WTI期近の10月物は前日比2.16ドル高の1バレル110.53ドルで取引を終えた。NY金先物相場は3日ぶりに反発した。12月物は前日比13.5ドル高の1トロイオンス1386.5ドルで終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)9月物は13850円大証清算値と同水準だった。
2020年夏のオリンピック・パラリンピックの東京開催が決まった。これを受け、本日の日経平均は急反発する見通し。想定レンジは13900円~14300円程度。アルゼンチン訪問中の安倍晋三首相は7日夜(日本時間8日午前)、東京開催決定について「15年続いたデフレ、縮み志向の経済を開催決定を起爆剤に払拭していきたい」と述べ、デフレ脱却のテコ入れとしたい考えを示した。今後、建設や不動産などインフラ分野、レジャーや宿泊施設といった観光分野など幅広い経済効果が期待でき、市場の認識と期待も概ね似たようなものだろう。
なお、9日早朝の外国為替市場で円相場は対ドルで売りが優勢になっている。7時5分時点では1ドル=99円83~88銭近辺で推移している。東京開催が決まったことで、9日の日経平均が上昇するとの期待感から円売り・ドル買いが広がっている。この円相場の動きも予想されたこととはいえ、ポジティブに作用しよう。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)