
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
08月30日 08時18分
本日の相場見通し/日経平均は底堅い動きが予想される
29日の米国株式市場は続伸し、NYダウは前日比16.44ドル高の14840.95ドル、ナスダック総合株価指数は同26.95ポイント高の3620.30ポイントだった。恐怖指数(VIX指数)は同0.32(1.94%)高の16.81だった。GDP改定値が前期比年率で2.5%増と、前月発表の速報値の1.7%増から上方修正されたことや、オバマ米大統領が、シリアに軍事介入する時期について「まだ決定を下していない」と語り、シリア情勢を巡る緊張がひとまず和らいだことが好感された。
NY円相場は続落し、前日比70銭円安・ドル高の1ドル=98円30~40銭で取引を終えた。円は対ユーロで小幅に反発し、前日比20銭円高・ユーロ安の1ユーロ=130円10~20銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は3日ぶりに反落した。WTI期近の10月物は前日比1.30ドル安の1バレル108.80ドルで終えた。NY金先物相場は続落した。12月物は前日比5.9ドル安の1トロイオンス1412.9ドルで終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)9月物は13525円大証清算値比65円高だった。
米株が堅調で、対ドルでの円高が一服しているため、本日の日経平均は底堅い動きが予想される。想定レンジは13300円~13600円程度。だが、東京株式市場は閑散相場が続いている。昨日の東証1部の売買代金は概算で1兆4763億円。8月12日以来14日連続で2兆円割れとなっている。多くの投資家は、相場に全く参加していない。そんな感じだ。この傾向は、本日も続く公算だ。
日経平均は22日に1番底の13238.73円を付け、その後の戻り高値は23日の13774.66円で、これがネックライン。そして、28日の13188.14円が2番底という感じ。こうなると当面の日経平均は13188.14円~13774.66円のゾーンで膠着する可能性が高い。また、25日移動平均線(29日現在13757.07円)を超えない限り、調整終了ムードが強まることはなさそう。なお、相場自体の向きは下だろうが、商いが増えない限り、下落ピッチが加速することもない。ただし、今後、SQ接近で、デルタをショートに傾けた投資家のデルタ調整が加速する場合は、意外安が予想される。
昨日の東京市場では、時価総額的には鼻糞のような銘柄だけが上昇していた。このような中身の乏しい相場が続くうちは、相場全体の先高観が強まることはないだろう。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)