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カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

08月28日 07時13分

本日の相場見通し/米株下落、円高・ドル安を受け、東京株式市場は売りが先行

27日の米国株式市場は大幅続落した。NYダウは前日比170.33ドル安の14776.13ドル、6月25日以来約2カ月ぶりの安値だった。ナスダック総合株価指数は同79.05ポイント安の3578.52ポイントと大幅安だった。恐怖指数(VIX指数)は同1.78(11.87%)高の16.77だった。複数の米政府高官がシリアへのミサイル攻撃が29日にも始まる可能性があると述べるなど、米国が近くシリアに軍事介入するとの観測が高まったことが嫌気された。また、ルー米財務長官が26日、議会への書簡で10月半ばにも米国がデフォルトに陥るリスクがあると警告したことも懸念された。

NY円相場は大幅に続伸し、前日比1円45銭円高・ドル安の1ドル=97円00~10銭とこの日の高値圏で取引を終えた。一時は96円99銭と、20日以来1週間ぶりに96円台を付けた。円は対ユーロで大幅に続伸し、前日比1円75銭円高・ユーロ安の1ユーロ=129円90銭~130円00銭で取引を終えた。

NY原油先物相場は大幅に反発した。WTI期近の10月物は前日比3.09ドル高の1バレル109.01ドルで取引を終えた。NY金先物相場は大幅に反発した。12月物は前日比27.1ドル高の1トロイオンス1420.2ドルで取引を終えた。

シカゴ日経平均先物9月限(円建て)は13200円大証清算値比340円安だった。

米株下落、円高・ドル安を受け、本日の東京株式市場は売りが先行する見通し。日経平均の想定レンジは13100円~13500円程度。27日の日経VIは前日比0.08(0.29%)安の27.91だが、これが本日以降30を超えて来るようだと、短期の下落トレンド発生の青信号となる可能性が高い。また、日経平均の27日終値は13542.37円、26週移動平均線(27日現在13610.34円)を割り込んだ。これは中期の下落トレンド発生のサイン点灯とみるべきだろう。こうなると、当面の日経平均の第1戻りメドは26週移動平均線、第2戻りメドは13週移動平均線(同13764.76円)と眺めておけばよさそうだ。

なお、23日申し込み時点の信用買い残は2週連続で減少した。買い残高は2兆9606億円と、16日時点比386億円減った。だが、5年半ぶりの高水準に膨らんだ5月31日の3兆1719億円から、それほど減っていない。信用買い方は、減らない評価損にじっと耐えているようだ。そして同時に相場の反転、保有銘柄の反発を祈っているとみられる。相場が横ばいなら耐えられるだろが、今後、相場全体の下向きトレンドが鮮明になれば、決済期日までの時間切れと評価損の膨張に焦る買い方の投売りが、いずれどこかでドッと出てくる公算が大きい。そこが絶好の買いチャンスになると考える。タイミング的には9月13日のSQ前後が有力だ。

また、本日からSQにかけて、デルタをショートに傾けた投資家のデルタ調整の先物売りが断続的に出て、それが裁定解消売りを誘発させ、日経平均の下げ幅を加速、増大化させる場面が多発するとみておきたい。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)